家を建てたいけど、”将来やお金の不安”が拭えない方！
そもそも、人生で一番大きな買い物になるであろう住宅。一体いくら位の家を買うのがベスト？
新築一戸建ては非常に高額なものから、一般的な価格のもの、とても安価なものまで御座います。
高級ハウスメーカーでは「最低5000万円〜」というHMや設計事務所もあれば、ミドルコストメーカーと言われる「平均3000万円程度」のHMや工務店、コストパフォーマンスや価格を徹底追求した「1500〜2000万円程度」のローコストメーカーも人気を博しています。それ以下の価格帯で建てられる住宅もありますが、陳腐で粗末な施工をされたものが多く見受けられるため、このサイトではオススメできません。
家づくりは身の丈にあった住宅メーカー、高望みしすぎない住宅性能に妥協することも大切です。
何故かというと、高級路線の住宅メーカーで豪華な家にしたいのは皆一緒、また住宅性能に関しても良ければ良い方がいいのは当たり前ですが、良いものばかりを選びたい頭でっかち状態になってしまっては相応のお金が必要な訳で、今後ずーっと居住費に家計圧迫されてしまうでしょう。住宅ローン返済に追われて全然家族でレジャーを楽しむことなんてできなくなってしまうということです。
最近、こういう頭でっかちの人、とても増えています。
確かに高級ハウスメーカーのネームバリューで家を建てれば気持ちがいいでしょう。同じく住宅性能も最高なら、生活の満足度もあがるでしょう。富裕層の方は存分にお金を使って良い家を建てればいいと思います。
しかし、今のご時世ほとんどの人がそれを叶えられる訳ではありませんし、今の日本の大多数の人は家を買うことに対して”お金の不安”、”将来の不安”が拭いきれないと感じているのではないでしょうか。
まずはご覧の通り、一般的にはみんなの所得が上がっていませんので家計事情は厳しいはず。
厳しいどころかモノの値段ばかりがインフレ化して高騰しているので、貯金やマイホームの頭金を貯めるなんて行為、みんな出来ているはず無いのが実情となります。
2人以上世帯の貯金額を調べてみても、明らかに頭金（貯金）なんて用意していられません。
| 年代 | 貯蓄額中央値 |
|---|---|
| 20代 | 30万円 |
| 30代 | 150万円 |
| 40代 | 220万円 |
| 50代 | 300万円 |
✳︎参照：金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査（令和５年）」
これが単身者ではなく、既婚者や家庭持ちのリアルな年代別貯蓄額です。
こうやって見ると、高級ハウスメーカーで注文住宅を建てるなんて、極一部の人しかできません。
もっと言うと、マイホーム購入は「人生の3大支出」のうちの1つでしかありません。
| 必要資金項目 | 必要金額 |
|---|---|
| 住宅資金 | 平均3,200万円 |
| 教育資金 | 小中高は公立、幼稚園と大学は私立の場合、お子様1人あたり1,125万円 |
| 老後資金 | 老後資金2,000万円問題。持ち家じゃない場合は4,000万円問題… |
その他にも、急な入用や娯楽費（旅行など）、子供の習い事だって沢山のお金がかかります。
このようなご時世にあって住宅だけに大きな支出割合は割かない方が良いのでは・・！？というのが本サイトの見解です。
日常生活の出費はバランス調整が効きますが、住宅ローンは組んでしまったらこれから何十年もランニングコストとして固定されてしまいます。
こんなことを書いたら、高級な部類のハウスメーカーや工務店さんに怒られてしまうかもしれませんが・・
住宅にかけるお金はそこそこにして、住宅性能や立地も背伸びし過ぎないちょうど良い塩梅の家にすることで、かなり家計は安定的になるかと存じます。今の時代（デフレ30年なのにインフレ化）だからこそ、超高性能な家（超高額な家）ではなく、そこそこな家を超お得に手に入れる、の方が圧倒的に人生設計できるのではないかと思います。
コスパ優秀な住宅メーカーでお得に建てる
再三になりますが、あなたが家づくりをしようとしている地域の工務店カタログをお取り寄せしてください。
地域密着型の工務店の方が一軒一軒の利益を大きく取らない傾向にあるため、同一仕様でも大手ハウスメーカーよりコスパに優れると言われています。
SUUMOさんの工務店カタログは、中小工務店の参画数がその他の媒体に比べて十数倍規模ですから、お住まいの近くの未知なる工務店も見つかる可能性が高いです。
また、地域密着型の地元工務店はお客様からの信頼で経営されているので、大量生産ゆえの雑施工は少ないでしょうし、きめ細やかなアフターサポートも魅力的です。
（当サイトや口コミサイトを見ればわかりますが、アフターサービスが酷くストレスを抱えている方の投稿が非常に多いです。）
一軒一軒丁寧に職人さんが施工してくれる地元の工務店と出会うためにも、SUUMOさんで家づくりエリアの工務店を検索してみるのは非常に有益性が高いと思います。
そして、冒頭でも書きましたが、カタログ請求した住宅メーカーから随時送られてくる「決算セール」や「期間限定キャンペーン」のお便りにしっかりと目を通しましょう。
もちろんカタログで仕様やデザインや住宅性能を気に入った工務店だけのお便りを見ればいいですし、ホームページも適宜チェックしておくとよいでしょう。
これらの決算セールやキャンペーン中にご契約した場合は、総額200〜300万円お値打ちになることもザラですし、高価格帯の家づくりでは400〜500万円違ってくるなんてこともあります。
そういった理由から、みんなの工務店リサーチでは、
- 家づくりを行いたい地域の工務店をSUUMOで検索
- 気になる工務店の無料カタログをまとめて取寄せ
- 住宅性能やデザインや価格を比較して目星をつける
- 目星をつけた工務店のキャンペーンやセール情報にも目を通す
- お得な期間にモデルハウスや相談に行く
これが現日本における家づくりの一般的なベストプラクティスだと思料します。
