楠亀工務店の坪単価とみんなの口コミや評判をリサーチ!

滋賀県の楠亀工務店の口コミや評判

楠亀工務店の詳細スペック

性能レビュー
★★★★★
★★★★★
(4.4)
  • 高い断熱性能
  • 高い耐震性能
  • 長期優良住宅
  • 低炭素住宅
  • ZEH対応
  • 高い窓性能
  • 省エネ住宅
  • 換気システム
  • 地盤保障
  • 長期無料保証
価格調査
設備・仕様
商品名本体価格坪単価
重量木骨の家(注文住宅)本体価格の目安:2000~2500万円坪単価の目安:65~85万円
断熱材
ネオマフォーム・ロックウール・キューワンボード
窓仕様
YKKa「APW330」
換気システム
第3種換気システム

目次

楠亀工務店ってどんな会社!?

当ページでは、滋賀県東近江市に本社を置く「楠亀工務店」について詳しく特集して参ります。

楠亀工務店は「重量木骨の家」のプレミアムパートナーとして登録する地域密着型工務店です。
「耐震構法SE構法」で建てる重量木骨の家は、非常に耐震性に優れるうえ、従来の木造住宅では難しかった大空間・大開口など開放的な間取りを実現できる設計自由度に優れる住まいです。さらに標準仕様でUA値0.4以下、C値0.5以下と極めて優秀な気密性・断熱性も確保されており、住宅性能面ではほとんど文句の付け所がないほど。

安全・安心・快適、そして光熱費コストや耐久性にも優れるハイグレードで資産価値の高い住まいに興味がある方は楠亀工務店の住まいは必見です。滋賀県東近江エリアで注文住宅を検討している方はぜひ当ページで楠亀工務店の家づくりをチェックしてみましょう。

楠亀工務店の会社概要

工務店名楠亀工務店
会社名株式会社楠亀工務店
所在地滋賀県 東近江市 南菩提寺町636番地
電話番号0749-45-2052
代表者楠亀輝雄
設立1975年
資本金10(百万円)
売上高調査中
従業員数15名
着工数調査中件
施工エリア滋賀県
キャッチコピー滋賀にある耐震等級3の地震に強い工務店
売り文句・強み耐震工法SE構法・ダブル断熱による高気密・高断熱住宅
画像出典元・HPhttps://www.kusukame.com/

楠亀工務店の価格や坪単価を知る

次に楠亀工務店の具体的な価格・坪単価を割り出していきましょう。

楠亀工務店は、オーダーメイドの注文住宅を手掛ける地域密着型工務店ですので、複数の商品ラインナップがあるわけではなく全自由設計のフルオーダー注文住宅の1種展開です。この項目では、楠亀工務店の基本となる標準仕様でのプランニングを参考に本体価格・坪単価の目安をご紹介します。

重量木骨の家(注文住宅)

  • 本体価格の目安:2000~2500万円
  • 坪単価の目安:65~85万円
楠亀工務店の注文住宅は地震に強い耐震構法SE構法で建てる「重量木骨の家」です。全棟許容応力度計算を行い耐震等級3を取得した頑丈で安全な住まいは、非常に設計自由度が高く大空間・大開口など開放的な間取り設計が得意です。吹き抜け・スキップフロアなど立体的な間取りから、ビルドインガレージなどさまざまな間取りを実現できるので、こだわりの間取りを思い描けている方にもオススメですが、まだあまり理想の間取りをイメージできていない方も素晴らしいプランを提案してくれるかもしれません。 オーダーメイドの注文住宅のため要望次第で価格は前後しますが、標準的なプランニングで「本体価格2000~2500万円」「坪単価65~85万円」がおおよその目安となります。
重量木骨の家(注文住宅)外観画像
重量木骨の家(注文住宅)内覧画像1
重量木骨の家(注文住宅)内覧画像2

重量木骨の家(注文住宅)の特徴

  • 完全自由設計のフルオーダー注文住宅
  • 設計自由度の高い耐震SE構法を採用
  • 許容応力度計算で耐震等級3を取得
  • HEAT20 G1水準の断熱性をクリア
  • C値0.5以下の気密性をクリア
  • 大空間・大開口など開放的な間取りが得意

楠亀工務店の家の住宅性能を確かめる

楠亀工務店で家を建てるにしても、他社で建てるにしても、新築の住宅性能表示を参考にすれば、すべての家の性能が同じ基準で性能を比較できます。どんな家でも新築の場合は必ず掲示されている事項で、家づくりに欠かせないチェックポイントとなりますから、必ず確認しましょう。

1.耐震等級

災害からご家族と住宅を、強固な躯体で守る

耐震性能や耐震等級は、あとから上げたいと考えても躯体の構造計算からやり直ししなければならないですし、一部の家屋を取り壊ししないと耐震等級は上げられないレベルの大規模な改修工事が必要となります。

2.断熱等性能等級

1年中快適な暮らしをしたいなら断熱気密は重要

断熱材は主に基礎部分と床の間、壁内部、天井や屋根に施工されています。断熱等性能等級を上げるということは、すなわち断熱材をアップグレードすることになり、壁や床を壊してやり直さなければなりません。

3.一次エネルギー消費量等級

今やエコ住宅は常識。電気代0円のZEH住宅も人気

こちらはリフォーム可能ですが、新築時の取付設備に省エネ性があった方が光熱費も安く家計と環境に優しい。長期優良住宅認定やフラット35S適合証明も取得できるので、光熱費の削減だけでなく金利や住宅ローン控除のメリット部分も大きい。
※これらは後から付け加えたり変更する場合は大きな支出が発生します。容易に変更が難しい項目のため、契約の前に調査・比較しておく必要があります。

楠亀工務店の住宅性能

【解説】
それでは楠亀工務店の家の住宅性能についてみていきます。
楠亀工務店では「重量木骨の家」のプレミアムパートナーとして登録しており、独自工法「耐震構法SE構法」を全棟で採用しています。

耐震構法SE構法は非常に地震に強い構法です。強度が高く品質の安定した構造用集成材を採用し、柱と梁を特殊な金属を用い剛接合するため、接合部分の断面欠損が少なく高い強度を実現しているほか、全棟で信頼性の高い構造計算「許容応力度計算」を行い耐震等級3を取得していますので、非常に地震に強い構造体と考えて良いでしょう。楠亀工務店の耐震性は満点評価とします。

また、SE構法はもともと高層ビルやマンションなど大型の建築物に用いられる構造(ラーメン構造)を木造住宅向けに応用した構法のため、柱の少ない大空間や大きな窓(大開口)を実現しやすい点も大きな特徴です。非常に間取りの自由度が高い構法のため、設計自由度も最高評価とします。

続いて断熱/省エネ性についてですが、こちらも満点評価です。細かい断熱仕様は後述しますが、楠亀工務店では標準仕様でHEAT20 G1水準の断熱性能をクリアする「UA値0.4以下」を社内基準として定めています。比較的温暖なエリアである滋賀県でHEAT20 G1水準をクリアしていれば、十分に快適な温熱環境を実現できるはずです。

また楠亀工務店では同じく社内基準として気密性の数値も「C値0.5以下」に定めています。こちらもかなり優れた数値となりますので、住宅のスキマからの熱損失も少なく夏・冬ともに光熱費コストを大きく抑えられるはずです。

アフターサポート面としては4点評価とします。楠亀工務店は「建物初期保証10年」ですが、初期保証期間が満了しても指定されたメンテナンスを行うことでさらに10年間保証を延長できます。地域密着型の工務店の事業規模ですと、10年保証のみに留まる会社が多いですので、最長20年保証を付けている点は評価できるポイントです。

楠亀工務店は完全自由設計の注文住宅を手掛けるため、要望次第で価格は前後するものの標準仕様で家を建てる場合は「坪単価65万円~85万円前後」がおおまかな目安となります。価格帯としてはけっしてローコストではなく、やや高めに思えるかもしれません。単純な初期費用としては安くはありませんので3点評価としていますが、とはいえ安全な構造、そしてさまざまな面で優秀な住宅性能を考えればコストパフォーマンスは悪くありません。楠亀工務店の家は、住み始めてからの光熱費コストも安く抑えられるほか、結露リスクが低く劣化しにくい長寿命な住まいなので「家の資産価値」も長く高く保つことができます。

マイホームは表面上のイニシャルコストだけを比較するのではなく、長く住んだ場合の「生涯コスト」までシミュレーションして比較することをオススメします。30年、40年、50年と長く住んだ場合のコストシミュレーションで比較すれば、楠亀工務店の家はコストパフォーマンスに優れるはずです。

楠亀工務店の耐震性および耐震等級を知る


次に「楠亀工務店の住宅は地震に対してどれほど強い家なのか?」という点についてもう少し掘り下げて解説していきます。

楠亀工務店では耐震構法SE構法を全棟に採用しています。
SE構法は阪神淡路大震災を機に開発された極めて耐震性に優れた構法で、高強度で品質の安定した構造用集成材を柱・梁に用い、柱と梁を専用のSE金物で剛接合したラーメン構造のことを言います。

ラーメン構造とは
ラーメンとはドイツ語で「額縁(がくぶち)・フレーム」を指す言葉で、柱と梁の接合部が変形しないように「剛接合」する構法。筋交いなどの耐力壁を必要としない構法で空間を最大限活用できる特徴がある。

ラーメン構造はもともと高層ビルやマンションなど大型の建築物に用いられる構造で、柱と梁をガッチリと動かないように「剛接合」するため、フレーム全体が一体化して建物全体で地震力に耐えようとします。面構造と同様に地震の負荷を建物全体で耐えるため非常に耐震性に優れた構法です。

また、SE構法は「柱の引き抜き強度が極めて高い」という特徴もあります。大地震の際にもっとも壊れやすい家の部位は「柱と基礎の連結部分」と言われています。これは、従来の在来工法の場合、基礎と連結した土台を介して柱が取り付けてあるため、いくら金物で補強しても引き抜き強度に限界があるためです。

しかしSE構法では特殊な金物(柱脚金物)によって基礎と柱が直接連結されているため、引き抜き強度が在来工法のホールダウン金物の約5倍以上も大幅に向上しています。引き抜き強度の高い建物は巨大地震にも非常に強いと言えるでしょう。

そしてSE構法の建物は必ず許容応力度計算により耐震等級3(最高等級)を取得しています。

許容応力度計算とは構造計算の一つですが、簡易的な壁量計算とは異なり構造安定性・地震荷重・風荷重・鉛直荷重・剛性率・偏芯率など、多岐にわたる項目を細かく計算し「建物がどれだけの負荷(応力)に耐えられるか」を正確に測る計算方法です。わかりやすく言い換えるとすれば、構造計算のなかでももっとも信頼性の高い計算方法です。

ご存知でない方も多いですが、木造2階建て以下の住宅は構造計算を行うことが義務付けられていないため、残念ながら「構造計算をしない、あるいは簡易計算(壁量計算)で済ます」というビルダーが非常に多いのが実情です。

言い方は悪いですが、構造計算をしないで建てた家は「設計士(建築士)の勘・経験によって建てられている」ようなものです。家族が長年住まう大切なマイホームの強度の根拠が「勘と経験」でよいのでしょうか。

当サイトでは構造計算が義務付けられていない木造住宅であろうと構造計算はすべきと考えます。許容応力度計算が「耐震強度の根拠となる建物」ならば間違いなく安心です。

SE構法を全棟で採用する楠亀工務店の家は許容応力度計算により耐震等級3を取得しているため、間違いなく地震に強いと考えて良いでしょう。

なお、SE構法の家が大地震に極めて強いということは過去の事例からもわかります。
熊本地震の発生当時、熊本県・大分県には41棟のSE構法の家がありましたが、地震後にすべての家を調査した結果、損傷がゼロであったことが確認できています。熊本地震は震度7の揺れが2日間のうちに2度も発生した異例中の異例の大地震です。短期間のうちに震度7の地震を2度耐え、なおかつ損傷ゼロという実績は紛れもなくSE構法の耐震強度を示しています。

なお、SE構法は柱と柱の間に筋交い(ブレース)を必要としないため、「広々とした大空間」や「開口部を広くすること」など開放感のある間取りを実現しやすく、さらに将来の可変性(リフォームの容易性)にも優れる構法である点も大きな特徴です。

地震に強く、なおかつ間取りや将来の可変性に優れる住まいをお求めであればSE構法を全棟に採用する楠亀工務店は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

楠亀工務店の断熱性能・断熱材および断熱等級を知る


次に楠亀工務店の断熱性能についてもう少し深堀りしていきます。
楠亀工務店は耐震性だけでなく、断熱性能にも非常にチカラを入れています。

楠亀工務店の断熱仕様(標準仕様)は以下の通りです。

断熱箇所楠亀工務店の断熱仕様
外壁(内断熱)ロックウール(105mm)
外壁(外断熱)ネオマフォーム(45mm)
屋根キューワンボード(50mm+50mm)
基礎(立ち上がり)キューワンボード(40㎜)
基礎(底盤)ネオマフォーム(45mm)
YKKap APW330(樹脂サッシ+樹脂スペーサー+アルゴンガス入りLow-E複層ガラス)

結論から申し上げますと、非常にハイグレードな断熱仕様です。

まず、外壁部分には「充填断熱(内断熱)」と「付加断熱(外断熱)」から構成されるダブル断熱工法が採用されています。

内断熱(充填断熱)工法とは
壁の内部に断熱材を充填施工する工法です。もっともポピュラーな断熱工法ですが、柱の部分など断熱材を充填できない部分があるため、断熱層が途切れてしまうデメリットもあります。

外断熱(付加断熱)工法とは
外壁の外側に断熱材を施工する工法です。内断熱と比べて断熱層が途切れずに外周をまるごと断熱できるため、気密性にも優れ結露リスクも抑えられます。ただし構造躯体に重量負担がかかるので極端に分厚い断熱層は施工できません。

充填断熱だけでは柱・梁の部分など断熱層が途切れてしまう部分がありますが、外断熱がそれを補い、外断熱だけでは分厚い断熱層を確保できないため、充填断熱が補います。ダブル断熱工法は内断熱・外断熱が互いの弱点を補い合う非常にグレードの高い断熱工法です。

また、楠亀工務店は断熱層の分厚さも非常に分厚いです。
特に外断熱部分に採用される「ネオマフォーム」は数ある断熱材のなかでも特に性能の優秀なフェノールフォーム系断熱材で、断熱性能は一般的なグラスウールのおよそ2倍を誇ります。外壁部分にはロックウール105mm+ネオマフォーム45mmの合計150mmが施工されていますが、これをグラスウールで換算すれば約200mm前後の厚みで施工されているのとほぼ同義です。他社と比較しても非常に分厚い外壁断熱層です。

また楠亀工務店では天井断熱ではなく「屋根断熱」を採用している点も着目すべきポイントです。
日本の一戸建て住宅ではどちらかというと建築コストを抑えられる「天井断熱」がポピュラーですが、性能優先で考えれば「屋根断熱」がベストでしょう。

屋根断熱は、言葉通り屋根からまるごと断熱するため天井断熱よりも家の中に温度差が生じにくく結露しにくい特徴があります。結露はカビや腐食の原因にもなる木造住宅の大敵ですから、結露を抑制できるだけでも大きなメリットですし、また小屋裏スペースまで快適な温熱環境を実現できるため室内空間を無駄なく有効活用しやすい点もメリットです。天井断熱よりも屋根断熱の方が夏の上階の暑さが大きく軽減されるので、エアコン代などの光熱費も節約できます。

屋根断熱に採用されるキューワンボードはアキレス社が手掛ける硬質ウレタンフォームをボード状に成型し、遮熱性をもつ赤外線高反射タイプのアルミ箔面材で包み込んだ断熱材です。こちらも非常にフェノールフォームに迫るほど優秀な断熱性能(熱伝導率)を誇るうえ、遮熱性にも優れるため屋根断熱には非常に適しています。50mmの厚みのものが2枚ダブルで施工されているため、厚みとしても十分と思われます。

さらに楠亀工務店では床下断熱ではなく、基礎からまるごと断熱する「基礎断熱」を採用しているのも注目のポイントです。基礎断熱は床下部分からまるごと断熱するため、冬の床下からくる冷気を感じにくい断熱工法です。基礎断熱には立ち上がり部にはキューワンボード(40mm)、底盤部分にはネオマフォーム(45mm)とどちらも極めて断熱性能の高い断熱材が採用されています。

そして快適な温熱環境を実現するうえで忘れてはいけないのが窓断熱の仕様です。
住まいの中でもっとも熱損失の大きな箇所が窓などの開口部です。分厚い断熱材を施工していても窓断熱の仕様が低グレードだと窓から熱損失してしまい快適な温熱環境は実現しにくいです。

楠亀工務店では標準の窓としてYKKap社の「APW330」を採用しています。APW330は、断熱性能に優れるオール樹脂製のサッシ、スペーサー、そして遮熱効果のあるLow-E金属膜を張ったペアガラスから成る窓で、中空層には空気よりも断熱性に優れるアルゴンガスを封入したタイプです。非常に断熱性能に優れるタイプですので標準仕様でも問題なく快適な温熱環境を実現できると思われますが、オプションでさらに「トリプルガラスタイプ」にグレードアップすることも可能です。予算に余裕があり、高断熱を追求したい方は検討してみてもいいかもしれません。

楠亀工務店では社内基準として「全棟UA値0.4以下」に定めています。UA値は数値が低ければ低いほど断熱性能が高いことを示します。楠亀工務店の社内基準UA値は、ZEH水準の断熱基準(UA値0.6)をはるかに上回り、国内屈指の断熱基準「HEAT20 G1水準(5地域:0.48)」すらもクリアする数値ですので断熱性は極めて優秀と言えます。さらに窓断熱の仕様をアップグレードすればさらに上の断熱基準「HEAT20 G2水準」もクリアできる可能性があります。断熱性を追求したい方はヒアリングのうえ、検討してみましょう。

いずれにしても標準仕様でHEAT20性能をクリアする断熱性能ならば、夏でも冬でも問題なく快適な温熱環境を実現できると思われます。

楠亀工務店の気密性・C値を知る


住宅にとって断熱性(UA値)とセットで高めておくべきなのが気密性です。

住宅の気密性は「C値」という数値で表します。
C値とは「住宅における相当隙間面積」のことで、平たくいえば「家の中にどれだけのスキマがあるか?」を表す数値です。C値は小さければ小さいほどスキマが少ない気密性が保たれた住まいであることを表します。

いくら分厚く断熱材を敷き詰めていても、気密性が低くスキマが無数に空いていれば熱損失も大きく空調効率も悪くなり光熱費も高くついてしまいます。

また、家にスキマがあると室内に局所的な温度差が生まれてしまう点も問題です。温度差は結露の原因となり結露はカビや腐食の原因となります。カビや腐食は構造躯体の劣化を招きますので、C値が悪いと住宅の寿命にも悪影響を与えてしまう可能性があります。

室内の温熱環境を快適に維持するうえでも、住宅の劣化耐性を高めるうえでも気密性(C値)は非常に重要な性能です。

少し前置きが長くなりましたが、楠亀工務店は気密性の社内基準を「C値0.5以下」に定めています。

C値0.5という数値は、言い換えると「室内にハガキ0.5枚分のスキマしかない」ということです。
一般的に「木造住宅はC値2.0~1.0を下回れば高気密住宅」と言われていますので、C値0.5以下をクリアしていれば非常にハイレベルな高気密住宅と言ってよいでしょう。

なお断熱性の数値(UA値)は、設計プランが固まれば建物を建てる前の段階でも計算で算出できますが、C値は建物のスキマを測らなければなりませんので実際の建物で気密測定をしなければなりません。C値はUA値に比べて実測の手間もかかりますし、雑な施工では良い数値がでませんので、C値を非公表としているハウスメーカーも多いのが実情です。

つまりC値は施工の丁寧さ・精密さを測るバロメーターとも言い換えられます。「C値社内基準0.5以下」を定める楠亀工務店は、1棟1棟で丁寧な施工を行っている証明ともいえます。

楠亀工務店の家は標準仕様でHEAT20 G1性能の断熱性をクリアしていますし、気密性もC値0.5以下をクリアしていますので、夏でも冬でも快適な温熱環境を実現できているはずです。

楠亀工務店は省エネ・創エネ住宅も得意


楠亀工務店はZEHビルダーとして登録していますので、省エネ・創エネに特化したZEH住宅を建てることも可能です。

ZEH住宅とは住宅の省エネ性能(断熱性/気密性/LED電球/エコキュートなど)を高めたうえ、太陽光パネルなどの創エネ設備を搭載することで「家で消費するエネルギーを家で創るエネルギーで賄う(差し引きゼロを目指す)住まい」のことです。

ZEH住宅の認定を受けるにはZEH基準のUA値(4.5.6.7地域:0.6以下)をクリアする必要がありますが、楠亀工務店の住まいは標準仕様でZEH基準を大きく上回るHEAT20 G1水準をクリアしていますので、太陽光パネルを搭載するなど軽微なオプション追加のみでZEH認定を受けられるはずです。

標準仕様の断熱性が低い工務店でZEH認定を受ける場合は、断熱仕様を大きく変更しなければならずオプション費用も大きくなりますが、楠亀工務店ならばもともとの断熱性が非常に高いため、少ない追加費用でZEH住宅を建てられます。

「せっかく注文住宅を建てるならZEH住宅が良い」と考えている方にも楠亀工務店はオススメできるビルダーです。

楠亀工務店の24時間換気システム


次に楠亀工務店の24時間換気システムについて解説していきます。

日本の住宅はシックハウス対策として「2時間に一回、室内の空気が入れ替わる」ように24時間換気システムの設置が義務付けられています。

※シックハウス症候群とは
住宅部材や家具などから発散されるホルムアルデヒドなどの化学物質が室内に充満することで起こる健康被害のこと。主な症状は目がチカチカする、頭痛、吐き気など個人差が大きい。

一戸建て住宅で用いられる24時間換気システムは大きく分けて「第1種換気システム」と「第3種換気システム」の2種類があります。

換気システムの種類特徴
第1種換気システム給気・排気ともに機械(ファン)で強制的に行う
第3種換気システム排気のみ機械(ファン)で行い、給気は自然(負圧)に任せる

楠亀工務店は排気のみ機械(ファン)のチカラで行う第3種換気システムを標準採用しています。給気・排気ともに機械のチカラで行う第1種換気システムに比べて、換気能力としては劣りますが楠亀工務店の家はC値0.5以下をクリアする高気密住宅ですので、空気の通り道がしっかり確保されているため第3種換気システムでも十分にキレイな空気環境を実現できるはずです。

また、楠亀工務店ではオプションで第1種換気システムを採用することも可能です。第1種換気システムには熱交換機能もついておりますので、夏・冬の温熱環境を快適に維持しやすく、また光熱費コストの削減にも寄与します。楠亀工務店の家ならば、標準仕様の第3種換気システムでも十分にキレイな空気環境を実現できますが、夏・冬の空調効率を高めたい方はオプションによる第1種換気システムの採用も検討しても良いと思います。

楠亀工務店の実例を一部紹介

楠亀工務店の手掛けた建築実例をいくつかピックアップしてみましょう。実例をご覧頂くとイメージしやすいはずです。

楠亀工務店の建築実例1 外観
楠亀工務店の建築実例1 内装

楠亀工務店の建築実例です。外観はレンガ調と木質感がうまくマッチングしており、室内は木質感あふれる高級な雰囲気。間仕切りのない広々としたリビングに吹き抜けを合わせてバツグンの開放感です。

楠亀工務店の建築実例2 外観
楠亀工務店の建築実例2 内装

継ぎ目のないブルーとホワイトの塗り壁が非常におしゃれな外観です。スタイリッシュな片流れ屋根に木材の軒天が良いアクセントになっています。室内はナチュラルな雰囲気に。

楠亀工務店の建築実例3 外観
楠亀工務店の建築実例3 内装

ダイナミックな大屋根に太陽光パネルを載せた省エネ・創エネ住宅です。室内はレンガ調と木質感が絶妙にマッチした可愛らしい雰囲気に。吹き抜けと広々空間が開放感を演出。

楠亀工務店の保証やアフターサービスを紹介

次は楠亀工務店の保証やアフターサービスについてみていきましょう。
楠亀工務店は重量木骨の家プレミアムパートナーですので、保証は重量木骨の家の「SE住宅性能保証」となります。
SE住宅性能保証では、建物の完成引き渡しから「10年間の建物初期保証」が付き、10年経過後に指定された検査とメンテナンスを行うことで、さらに10年間の保証が延長することができます。

新築住宅を建てる場合「住宅の品質確保促進法(品確法)」という法律で、建物の引き渡しから10年間は販売者が瑕疵担保責任を負うことが定められていますので、楠亀工務店の初期保証は法律で定められた最低限の内容ではありますが、有償メンテナンスを行うことで10年保証が延長する点は評価できるポイントです。地域密着型工務店の場合「10年保証」に留まるケースが多いですので、有償メンテナンスが必要とはいえ「最長20年保証」まで延長できるのは嬉しいメリットと言えるでしょう。

また、楠亀工務店は保証内容はスタンダードな部類ですが、アフターサービスとして行っている定期点検が非常に充実しています。

楠亀工務店の無償定期点検(建物の引き渡しから)
  • 1年後
  • 2年後
  • 3年後
  • 4年後
  • 5年後
  • 6年後
  • 7年後
  • 8年後
  • 9年後
  • 10年後

楠亀工務店では建物の引き渡しから10年間は毎年定期点検を行っています。他社では10年間で3~5回というパターンが多いですので、10年間毎年の点検はかなり充実しています。

楠亀工務店は値引きできる?

工務店値引き

次に楠亀工務店の家は値引き交渉が可能かどうか?という点を見ていきましょう。

住宅業界は個別の値引き対応が頻繁に行われています。値引きの可否は各工務店によって対応がまちまちですが、一般的には建物本体価格の3~8%前後なら交渉の余地があると言われています。

ただし楠亀工務店に関してはインターネット上で過去の値引き事例を確認できませんでしたので値引きの可否はハッキリと断言できません。しかしながら、そもそも値引き対応の可否は購入するタイミングや選択するプラン・オプションの有無によっても変わってきますので、購入の意思が固まったらまずは建物本体価格の3~8%程度を目安に交渉してみると良いでしょう。

値引き交渉は打ち合わせを重ねてプラン設計がしっかり定まった後の「契約直前」がベストタイミングです。工務店側も契約寸前まで話が進んだお客様の案件は「絶対にまとめたい」ものです。少し大胆な交渉をぶつけてもしっかり検討してくれる可能性は高いです。

「みんなの工務店リサーチ」では効果的な値引き交渉のコツを特集ページにまとめてあります。
楠亀工務店に限らず、どの工務店と交渉する場合でも有効ですので、本格的な値引き交渉を行う前にぜひチェックしておきましょう。

楠亀工務店の口コミから評判を確認

【楠亀工務店への口コミ】
広々としたリビング、大きくて開放的な窓が好みなので楠亀工務店のSE構法はバッチリ好みに合いました。それこそ鉄骨造の大手ハウスメーカーと同じくらい自由度は高いです。耐震性は特に安心らしいですし断熱性能も高ので良い家買い物ができたと思っています。

【楠亀工務店への口コミ】
SE構法は木造建築のなかでも構造的にめちゃくちゃ頑丈で鉄骨造並みの大空間、大開口が実現できるのでその点ではメリット。大空間を活かせる敷地ならかなりカッコいい家が建ちますよ。

【楠亀工務店への口コミ】
楠亀工務店は性能にだいぶこだわっていますが、デザインもかなり凝っています。外観も現代的でスタイリッシュなものもできますし、内装も吹き抜け大空間などさまざまできます。坪単価は少し高めですが、逆に言えば価格以外では文句の付け所が見当たらない。

【楠亀工務店への口コミ】
断熱性は良いと思います。エアコンが要らないとまでは言いませんが、夏も冬もエアコンを付ければすぐに快適な温度になります。特に冬の寒さはほとんど不快に思ったことはないですね。デザインや間取りも気に入っていますし価格的にもまぁ許容範囲でしたので納得しています。

【楠亀工務店への口コミ】
重量木骨の家は総じて性能が良いですが、特に耐震性の信頼度が高くそれに伴いビルドインガレージや大空間の吹き抜けなど鉄骨造が得意とする間取りも木造で実現できるのが強みだと思います。鉄骨造はどうしても気密断熱が弱点になるので。気密断熱に強い木造一戸建てで鉄骨並みの自由度で間取りをつくれるので第一候補になりました。

楠亀工務店はインターネット上での口コミをまとめるとこのような評判が多いようです。

楠亀工務店の口コミ・評判をまとめると
  • 耐震性が高く安心
  • 性能も良いがデザインにもこだわっている
  • 断熱性が優れているエアコンを付ければ年中快適
  • SE構法は構造的に頑丈で大空間・大開口が実現可能
  • 木造で鉄骨造並みに自由な間取りが設計できる

楠亀工務店は大手ハウスメーカーほど事業規模が大きくありませんので口コミの数こそ多くありませんが、内容としては住宅性能や間取りの自由度に関してポジティブな評価が目立った印象です。SE構法そのものを評価する内容も見受けられました。

最後に楠亀工務店について総合的にまとめておきます。

楠亀工務店は非常に耐震性に優れるSE構法を全棟に採用し、極めて安全かつ自由度の高い注文住宅を建てられる工務店です。許容応力度計算を全棟で行い耐震等級3を取得した構造躯体は極めて頑丈で、繰り返しの地震にも非常に強いうえ、剛接合した骨組みで建物を支える方式なので非常に間取りの自由度も高く、大空間・大開口などの開放的な間取りを得意としています。

また標準仕様でUA値0.4以下、C値0.5以下をクリアする高気密・高断熱な住まいである点も大きな特徴です。高気密・高断熱な住まいは光熱費コストを安く抑えられるほか、結露リスクも抑制し建物の長寿命化にも寄与します。

楠亀工務店の注文住宅は「坪単価65~85万円」が相場となりますので、ローコスト住宅とは言えませんが非常に優れた住宅性能を誇る住まいを建てている工務店のためけっしてコストパフォーマンスが悪いわけではありません。むしろ安全・快適で光熱費のランニングコストを抑えられる住まいを中堅ハウスメーカーとほぼ同価格帯で建てられるのであれば、お得感もあると言えます。

初期費用だけを比較すれば高く感じてしまうかもしれませんが、マイホームは長く住むもの。注文住宅を建てる時には目先の初期費用だけでなく、30年、40念、50年と長く住んだ際の生涯コストをシミュレーションして比較することが大切です。楠亀工務店の高性能で長寿の住まいならば、50年以上長く住んだ場合のコストパフォーマンスは非常に高いはずです。

滋賀県で高性能な注文住宅を検討している方ならば、楠亀工務店はぜひチェックしておいていただきたい一社と言えるでしょう。

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    • 楠亀にお願いしたい。

    黒いガルバリウム鋼板の外壁を使う工務店が増えたけど、楠亀の家が一番高級感あった。木板の使い方が上手なんだと思う。凄くお洒落な外観と、内装の大胆な間取りも凄い。重量木骨ってところに所属しているみたいだけど、木造なのに鉄骨造みたいな家を造れるって聞いた。いつか自分も楠亀にお願いしようと思ってる。

    • 頑丈だけど高い

    SE構法が頑丈だという事は分かるのですが価格が高いです。何だかんだで最終的に坪単価90万近くまで行ってしまった。あれこれオプションを追加したので自業自得かもしれないけど。構造が強くて頑丈なので思いのままに間取りを自由に変更出来るし、大開口も余裕で出来るのはメリットだと思います。

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