夢ハウスの詳細スペック
- 高い断熱性能
- 高い耐震性能
- 長期優良住宅
- 低炭素住宅
- ZEH対応
- 高い窓性能
- 省エネ住宅
- 換気システム
- 地盤保障
- 長期無料保証
商品名 | 本体価格 | 坪単価 |
---|---|---|
自由設計 | 本体価格の目安:2000~2600万円 | 坪単価の目安:60~80万円 |
郷の家 | 本体価格の目安:2000~2300万円 | 坪単価の目安:60~70万円 |
tsumiki(つみき) | 本体価格の目安:1800~2000万円 | 坪単価の目安:60万円前後 |
- 断熱材
- ポリスチレンフォーム
目次
夢ハウスってどんな会社!?
夢ハウスは日本全国に400店以上の加盟店を擁する大手フランチャイズハウスブランドです。
夢ハウスは無垢材にこだわった「健康的」で「耐久性」の高い家づくりをしている点が最大の特徴。夢ハウスでは構造材はもちろん、その他の建具や備え付けの家具などに至るまで本物の天然無垢材を使用しています。一般的に無垢材は集成材に比べ反りや割れなどが起こりやすく構造材には向いていないと言われていますが、これは「乾燥が十分でない無垢材」のことを指しています。夢ハウスでは「天然無垢材の乾燥技術」に関する特許を取得しており、使用する無垢材をすべてJAS規格の基準を下回る「含水率15%以下」に乾燥させています。よく乾燥させていない無垢材は変形に弱いですが、含水率15%以下に抑えた無垢材は「くるい」や「すきま」がほとんど生じないうえ、腐敗にも強い非常に優秀な構造材です。また無垢材は自然の調湿性をもつため、室内を常に快適な湿度環境に保つことにも効果的。さらに夢ハウスでは内装にも自然の調湿性をもつ珪藻土入りのクロスを採用しているため、夏はじめじめとした湿気を吸収し、冬は湿気を放出し、一年中快適な湿度環境を実現します。
夢ハウスの家は無垢材や自然素材をふんだんに活用しており石油化学製品を使わないため、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの化学物質も一切発生させません。シックハウス症候群や、お子様のアレルギーなどに注意したいご家庭には必見の健康住宅と言えるでしょう。
夢ハウスは無垢材・自然素材をふんだん使っているため、価格帯は「坪単価60~80万円」とやや高めの水準ですが、本物の無垢材をぜいたくに使った上質な木の家に興味がある方は夢ハウスは必見のハウスメーカーです。ぜひ一度住宅カタログをチェックしてみましょう。
夢ハウスの会社概要
工務店名 | 夢ハウス |
---|---|
会社名 | 株式会社夢ハウス |
所在地 | 新潟県 北蒲原郡 聖籠町大字三賀288 |
電話番号 | 0254-21-5511 |
代表者 | 片桐教夫 |
設立 | 1996年 |
資本金 | 50(百万円) |
売上高 | 16000(百万円) |
従業員数 | 264名 |
着工数 | 180件 |
施工エリア | 北海道,青森,岩手,宮城,秋田,山形,福島,東京,神奈川,埼玉,千葉,茨城,栃木,群馬,新潟,富山,石川,福井,山梨,長野,岐阜,静岡,愛知,三重,滋賀,京都,大阪,兵庫,奈良,和歌山,鳥取,島根,岡山,広島,山口,徳島,香川,愛媛,高知,福岡,佐賀,長崎,熊本,大分,宮崎,鹿児島,沖縄 |
キャッチコピー | 自然素材の無垢材木造住宅を全国へ! |
売り文句・強み | 無垢材のスペシャリスト |
画像出典元・HP | https://www.yume-h.com/ |
夢ハウスの価格や坪単価を知る
次に夢ハウスの具体的な価格・坪単価を割り出していきましょう。
夢ハウスでは、複数の商品ラインナップを用意しています。この項目では、夢ハウスの人気商品である「自由設計」「郷の家」「tsumiki(つみき)」の3つのモデルをピックアップして参考価格とともにご紹介させて頂きます。
自由設計
自由設計の特徴
- 自由設計の注文住宅
- 特許技術で含水率15%以下に乾燥させた無垢材を使用
- 自然の調湿性
- 30mmの分厚い天然無垢板床材
郷の家
郷の家の特徴
- セミオーダーの規格住宅プラン
- 自由設計よりも価格を抑えられる
- ベースプランに間仕切りを加えアレンジ可能
- 特許技術で含水率15%以下に乾燥させた無垢材を使用
- 自然の調湿性
- 薪ストーブが標準採用
tsumiki(つみき)
tsumiki(つみき)の特徴
- 子育て世代応援型の規格住宅プラン
- 郷の家よりも価格を抑えられる
- 2階の間取りは自由にレイアウト可能
- 生活に必要な設備45項目が標準装備
- 特許技術で含水率15%以下に乾燥させた無垢材を使用
- 自然の調湿性
夢ハウスの家の住宅性能を確かめる
夢ハウスで家を建てるにしても、他社で建てるにしても、新築の住宅性能表示を参考にすれば、すべての家の性能が同じ基準で性能を比較できます。どんな家でも新築の場合は必ず掲示されている事項で、家づくりに欠かせないチェックポイントとなりますから、必ず確認しましょう。
1.耐震等級
災害からご家族と住宅を、強固な躯体で守る
耐震性能や耐震等級は、あとから上げたいと考えても躯体の構造計算からやり直ししなければならないですし、一部の家屋を取り壊ししないと耐震等級は上げられないレベルの大規模な改修工事が必要となります。2.断熱等性能等級
1年中快適な暮らしをしたいなら断熱気密は重要
断熱材は主に基礎部分と床の間、壁内部、天井や屋根に施工されています。断熱等性能等級を上げるということは、すなわち断熱材をアップグレードすることになり、壁や床を壊してやり直さなければなりません。3.一次エネルギー消費量等級
今やエコ住宅は常識。電気代0円のZEH住宅も人気
こちらはリフォーム可能ですが、新築時の取付設備に省エネ性があった方が光熱費も安く家計と環境に優しい。長期優良住宅認定やフラット35S適合証明も取得できるので、光熱費の削減だけでなく金利や住宅ローン控除のメリット部分も大きい。図解でわかる!夢ハウスの住宅性能
【解説】
それでは夢ハウスの家の住宅性能についてみていきます。
結論から申し上げると、夢ハウスの住宅性能は少し不透明な部分が多いです。
まず耐震性についてですが、夢ハウスでは木造軸組み工法をベースに建物外周部に構造用合板(パネル)を施工した「木造軸組みパネル工法」を採用しています。この工法は建物を面で支え地震の負荷を建物全体にバランスよく分散させることができるため比較的地震に強い構造です。ただし、工法そのものは地震に強いですが、夢ハウスでは標準仕様では耐震等級は取得していないため、耐震等級にこだわる場合は直接ヒアリングして取得可能かどうか確認しておきましょう。
次に気密性・断熱性についてですが、夢ハウスでは具体的な気密性・断熱性の数値を公開していません。断熱材には断熱性の高い「吹き付けウレタンフォーム」や「ビーズ法ポリスチレンフォーム」を採用しており、また屋根裏や壁にアルミ遮熱シートを施工し「断熱+遮熱」の効果を持たせているため、極端に断熱性が悪いとは思えませんが、夢ハウスは「断熱等性能等級」を取得しているわけでもなく、また具体的な気密性・断熱性の数値(C値・UA値)についても公式ホームページでアナウンスしていないため、詳しい気密性・断熱性については直接ヒアリングするのが望ましいでしょう。
夢ハウスは住宅性能はやや不透明な部分が多いですが、同社の強みは住宅性能よりも「特許技術を使ってしっかりと乾燥させた上質な無垢材」を用いた耐久性の高い健康住宅という点です。
無垢材はシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを全く含まないため、家族の健康を考える上でも非常に魅力的な建材です。また肌さわりもよく、自然な暖かさ・柔らかさを感じることができるため、床材に使えば、冬でも裸足で快適に過ごせるうえ、自然な調湿効果をもつため、室内を常に快適な湿度環境に保つ効果もあります。
また、よく乾燥させた無垢材は非常に耐久性が高い点もポイント。法隆寺が1300年以上の歴史を誇るように、しっかりと乾燥させた無垢材で建てられた建物は長持ちします。また土台に使われる樹齢1000年以上のヒバ材は自然の殺虫効果もあり、シロアリを寄せ付けません。自然の殺虫効果をもつうえ、細かい年輪が刻まれた樹齢1000年のヒバ材は非常に強度も高く、しっかりと家の全荷重を支えます。
夢ハウスは「坪単価60~80万円」前後と価格帯はやや高めの水準ですが、健康的で耐久性の高い住宅を建てている点が一番の魅力と言えるでしょう。上質で、住むごとに味わい深くなっていく無垢材の家に興味がある方はぜひ一度チェックしてみましょう。
夢ハウスの耐震性および耐震等級を知る
次に「夢ハウスの住宅は地震に対してどれほど強い家なのか?」という点についてもう少し掘り下げて解説していきます。
夢ハウスでは、木造軸組み工法をベースに建物外周部に構造用合板(パネル)を施工した「木造軸組みパネル工法」を採用しています。また壁にパネルを用いているだけでなく、床も地震に強い「剛床工法」を採用しています。剛床工法は、従来よりも分厚い構造用合板を梁に直接留め付ける床組の方法で、従来の根太工法よりも水平方向の揺れに強い工法です。床が弱いと、地震の揺れで床が歪み、建物全体がねじれてしまう可能性があるため、地震に強い建物にするためにも床も非常に重要です。
夢ハウスの家は、外壁パネルと剛床工法(床パネル)によって建物が面で一体化する工法のため、地震エネルギーが面を伝わり建物全体にバランスよく分散するため比較的地震に強い構造と言えます。また、土台には樹齢1000年を超える高強度の「ヒバ材」を用いており、家の全荷重をしっかりと受け止めます。なお、ヒバ材には自然の殺虫作用があり湿気が多くなるとヒノキチオールという成分を放出し、シロアリなどの害虫を寄せ付けません。シロアリに強いという点でも夢ハウスは優秀な耐久性を誇るハウスブランドと言えるでしょう。
夢ハウスの工法(構造)は、比較的地震に強い工法(構造)と言えますが、耐震等級に関しては公式ホームページに特に記載がなく、おそらく標準仕様では取得していないと思われます。工法そのものは地震に強いですが、耐震等級にこだわる場合は、直接ヒアリングして取得可能かどうか確認しておきましょう。
夢ハウスの断熱性能・断熱材および断熱等級を知る
次に夢ハウスの断熱性能についてもう少し深堀りしていきます。
夢ハウスでは、外壁部分の断熱材に現場発泡タイプの吹き付けウレタンフォームを採用しています。吹き付けウレタンフォームは、構造躯体に吹き付けて施工する断熱材で、構造材に密着して膨らむ性質があるため気密性を確保しやすい断熱材です。また、断熱性能も一般的なグラスウールに比べて高いです。
また床下の断熱材には「ビーズ法ポリスチレンフォーム」を採用しています。ビーズ法ポリスチレンフォームは、いわゆる「発泡スチロール」のことで、夢ハウスでは断熱性能がもっとも発揮される30倍の発泡倍率のものを採用しています。発泡スチロールと聞くと、安っぽいと思われがちですが、ビーズ法ポリスチレンフォームは一般的な断熱材「グラスウール」と比べると価格も高く、また断熱性能も高いです。さらに夢ハウスでは断熱材のほかに、屋根裏や壁にアルミ遮熱シートを設置しています。アルミ遮熱シートは太陽からの熱を反射し特に夏の熱い日差しを遮るのに効果的で、夏でもロフトや小屋裏が暑くなりにくいです。
ただし、夢ハウスでは特に公式的な「断熱等性能等級」を取得しているわけでもなく、また具体的な気密性・断熱性の数値(C値・UA値)についても公式ホームページでアナウンスしていません。断熱仕様を見る限り気密性・断熱性は平均以上と推測できますが、詳しい数値が知りたい場合は直接ヒアリングすることをオススメします。
夢ハウスの実例を一部紹介
次に夢ハウスの手掛けた建築実例をいくつかピックアップしてみましょう。実例をご覧頂くとイメージしやすいはずです。
夢ハウスの外観実例です。シンプルで落ち着いた印象の外観と、周りの緑がうまくマッチしています。
古民家風をモチーフとした内装です。無垢の構造材があらわしになった真壁づくりが素敵ですね。
リビングの一角に配置された薪ストーブ。冬でも家中を暖めてくれます。薪ストーブは「郷の家」では標準仕様で付いてきます。
夢ハウスの内装実例です。無垢材をふんだんに活用しており木の良い香りが漂ってきそうです。
こちらも夢ハウスの内装実例です。木の表情豊かな広々としたリビングは非常に居心地が良さそうです。
夢ハウスの保証やアフターサービスを紹介
次は夢ハウスの保証やアフターサービスについてみていきましょう。
夢ハウスの「構造躯体の重要な部分」と「雨漏りを防止する部分」の初期保証は「10年間」となります。
新築マイホームを建築する場合は品確法という法律によって「構造躯体の重要な部分」と「雨漏りを防止する部分」に関しては、10年間の初期保証が義務付けられているため、夢ハウスの初期保証は法律で定められた最低限の範囲の内容と言えるでしょう。また、特に延長保証システムなどは公式ホームページにアナウンスがなく、おそらく用意されていないと思われます。
また夢ハウスでは、公式ホームページ内で無償点検やメンテナンススケジュールについても特にアナウンスがありません。夢ハウスはフランチャイズハウスブランドですので、無償点検やメンテナンスのスケジュールは加盟店ごとの裁量に任せている可能性もありますので、この点は契約前に必ず直接ヒアリングすることをオススメします。
夢ハウスの保証・アフターサービスは、判明している内容としては競合他社と比較してやや物足りない内容と言えるでしょう。
夢ハウスは値引きできる?
次に夢ハウスの家は値引き交渉が可能かどうか?という点を見ていきましょう。
一般的に注文住宅を建てる場合は3~8%程度であれば値引き交渉に応じてくれるハウスメーカー・工務店が多いのですが、夢ハウスに関しては「値引きに成功した」というインターネット上の口コミ・評判がほとんど見受けられません。しかし夢ハウスはフランチャイズハウスブランドのため、FC加盟店の場合は、値引きの判断がそれぞれの加盟店に裁量がゆだねられている可能性が高いです。地元工務店ではあまり厳格な値引きルールが設定されていないケースも多いので、多少の値引きであれば交渉の余地はあると思われます。
確実なことは申し上げられませんが、値引き交渉は「ダメでもともと」という気持ちで積極的に行うことをオススメします。なお、値引き交渉やオプション交渉のやり方・コツに関しては下記のページで詳しく特集しています。ぜひチェックしてみてください。
夢ハウスの口コミから評判を確認
【夢ハウスへの口コミ】
もともと高気密高断熱の某メーカーを候補にしていましたが、寒冷地でもなければ高高住宅はオーバースペックですよ、と言われて候補の一つだった夢ハウスで無垢材を使った家を建てました。高高住宅と住み心地を比べたわけではないですが、夢ハウスで不安だった断熱性も特に問題なく、夏も冬も快適に過ごせています。それよりも無垢材を使った本物の木の家は、住むごとに味わいがでてくるような感じがして良いものです。夢ハウスで建てて結果的に満足しています。
【夢ハウスへの口コミ】
ザ・木の家って感じで内装に高級感あります。無垢材のフローリングは手入れが少し面倒だけど、肌触りもいいしほんのり暖かいのもいいです。本物の木の家を建てたいならが好みならオール無垢材で建てる夢ハウスの家は良いと思いますよ。
【夢ハウスへの口コミ】
夢ハウスで契約して家を建てました。夢ハウスは気密性や断熱性のスペックが不透明で不安でしたが、いざ住んでみると快適さに驚きました。冬はさすがに暖房を付けますが、夏は無垢材の自然の調湿性があるためか、じめじめしないでカラッとしていて暑さもあまり感じません。自然素材の家にして良かったと思います。
【夢ハウスへの口コミ】
夢ハウスの営業マンは競合他社の悪口を言いまくってるのをよく覚えてる。候補にしているところをけっこう言われて、ここはないなと思ったわ。あとでホームページみたけど、ホームページでも他社のことディスってた印象。
【夢ハウスへの口コミ】
夢ハウスのパートナー工務店で郷の家を建てました。フローリングは暖かいし、木のぬくもりを感じる良い家を建てられたと思います。無垢板のフローリングは傷が付きやすいですが、独特の味があってお気に入りです。
【夢ハウスへの口コミ】
ここの営業マンは家の知識がないのか?UA値やC値のことを聞いても的外れの返答をされて、なんにもわからない(笑)
【夢ハウスへの口コミ】
無垢材を使った家に憧れてたんですが夢ハウスは価格が高くて諦めました。規格住宅のプランでも坪単価60万円超えなので。もう少し価格を抑えて欲しいです。
夢ハウスのインターネット上での口コミをまとめるとこのような評判が多いようです。
- 価格(坪単価)が高い
- 無垢材の家は高級感がある
- 気密性・断熱性の数値が不透明
- 夏も冬も快適に過ごせる
- 自然の調湿性が感じられる
- 営業マンの知識レベルが乏しい
夢ハウスの口コミ・評判は、無垢材などの自然素材をふんだんに使っている点については肯定的な評価が目立ちました。また、気密性・断熱性などの数値が公開されていない点はやや不安な口コミもありますが、実際に住んでみると快適に過ごせるという意見もありました。また、夢ハウスは全国規模で400店舗を超える大手フランチャイズブランドだけあり、営業マンのレベルについては賛否両論あるようです。
夢ハウスは価格帯としてはやや高めではあるものの、無垢材・自然素材をふんだんに使った耐久性の高い健康的な住まいを求めている方には必見のハウスメーカーです。上質な無垢材を使った家は、経年で劣化するのではなく味わい深い変化を楽しめる点も大きなメリット。健康的で丈夫な木の家に興味がある方は夢ハウスの住宅カタログをぜひ一度チェックしてみましょう。
真壁づくりを採用している珍しい会社なので、とても興味があります。フランチャイズなので、施工技術は加盟店によって差があるのでしょうか。
真壁づくりなら、同じくフランチャイズのサイエンスホームもありますね。
どちらが好みかによりますが、サイエンスホームの方が価格も少し割安のようです。