イワクラホームの詳細スペック
- 高い断熱性能
- 高い耐震性能
- 長期優良住宅
- 低炭素住宅
- ZEH対応
- 高い窓性能
- 省エネ住宅
- 換気システム
- 地盤保障
- 長期無料保証
商品名 | 本体価格 | 坪単価 |
---|---|---|
ラクリラ(RAKURILA) | 建物価格の目安:1974万円~ | 坪単価の目安:46万~62万円 |
住まいゆ(smi-you) | 建物価格の目安:2000万円~ | 坪単価の目安:57~70万円 |
シーンズ(SCENES) | 建物価格の目安:1500万円~ | 坪単価の目安:50~60万円 |
- 断熱材
- 高性能グラスウール140㎜+フェノールフォーム60㎜
- 窓仕様
- 樹脂サッシ+トリプルガラス
目次
イワクラホームってどんな会社!?
イワクラホームは北海道札幌市に本拠を構える木造2×4工法、2×6工法専門の工務店です。「設計・生産・施工」を一貫体制で行える建築システムを構築、職人の腕や技術に左右されない品質の均一化に成功しています。
日本の住まいは在来工法(木造軸組工法)が主流ですが、イワクラホームでは北海道の厳しい寒さに耐えられる木造ツーバイ工法を採用しています。在来工法が「柱」や「梁」などで建物を支えるのに対して、ツーバイ工法は「壁」で建物を支えます。地震や雪の重さに耐える為には「壁」で建物を支えるツーバイ工法の方が適していて、気密性も高める事が出来るのも強調材料。元々ツーバイ工法は北米やカナダ、北欧などの寒冷地で生まれて発展して工法なので、北海道の気候にあった工法と考える事が出来ます。
更にイワクラホームでは木造2×6工法を採用する事で、200㎜の分厚い断熱材施工を実現する事が出来ます。内側と外側からダブルで断熱施工を行うので、住宅業界でも最高水準の「UA値0.26」を実現。北海道の省エネルギー基準をはるかに超える高気密高断熱住宅を提供しています。
イワクラホームは北海道でイチ早く木造ツーバイ工法を手掛け、北海道の厳しい気候で培ってきた技術やノウハウが活かされています。これまでの施工実績も大手ハウスメーカー並みの1万6000棟以上にも及び、創立50年以上と歴史も古く、長年に渡り地元の方に愛されて来た老舗の工務店と考える事が出来るでしょう。
また、親会社の株式会社イワクラは、アイスホッケーで有名な岩倉組が前身です。イワクラホームは大手商社の伊藤忠商事と株式会社イワクラの合弁企業として設立されているので、企業としての信頼感も高いと考えて良いでしょう。
北海道で信頼性の高い「高気密高断熱住宅」をお考えであれば、候補に含むめておきたいのがイワクラホームです。まずはカタログのお取り寄せをして、その優れた住宅性能を確認される事をオススメ致します。
イワクラホームの会社概要
工務店名 | イワクラホーム |
---|---|
会社名 | イワクラホーム株式会社 |
所在地 | 北海道 札幌市 豊平区水車町5丁目10番10号 |
電話番号 | 011-841-7821 |
代表者 | 蓮井 美津夫 |
設立 | 1970年 |
資本金 | 200(百万円) |
売上高 | 調査中 |
従業員数 | 164名 |
着工数 | 調査中件 |
施工エリア | 北海道 |
キャッチコピー | 確かな技術力と豊富な経験・実績 |
売り文句・強み | 北海道で50年、累計1万6000棟以上、信頼の施工実績。 |
画像出典元・HP | https://www.iwakura-home.co.jp/ |
イワクラホームの価格や坪単価を知る
ここからは、まずみんなが気になるイワクラホームの価格や坪単価を代表的な商品ごとに割り出していきます。
イワクラホームは3つの提案プランが用意されており、そこからカスタマイズして行く方式の「規格住宅ベース」の家づくりを採用しています。規格住宅のメリットは住宅資材や設備などの大量生産、一括仕入れが可能なスケールメリットを活かせる事が挙げられます。コストを抑える事が出来るので、価格を抑えながらも高気密高断熱住宅を実現する事が出来ます。
規格住宅ベースといっても、多彩な提案プランが用意されていますし、家事動線などが考慮された提案が用意されています。好みのプランがきっと見つかると思いますが、更に自分だけの拘りをプラスして行く事も出来ます。
ラクリラ(RAKURILA)
ラクリラ(RAKURILA)の特徴
- 家事動線が考慮された洗練された間取り設計
- 暮らしを快適にするIoT設備が充実
- 北海道基準の高気密高断熱住宅
住まいゆ(smi-you)
住まいゆ(smi-you)の特徴
- スキップフロアを活用した開放感のある間取り
- 大容量収納空間など多彩な提案プラン
- 北海道基準の高気密高断熱住宅
イワクラホームで家を建てるにしても、他社で建てるにしても、新築の住宅性能表示を参考にすれば、すべての家の性能が同じ基準で性能を比較できます。どんな家でも新築の場合は必ず掲示されている事項で、家づくりに欠かせないチェックポイントとなりますから、必ず確認しましょう。シーンズ(SCENES)
シーンズ(SCENES)の特徴
イワクラホームの家の住宅性能を確かめる
1.耐震等級
災害からご家族と住宅を、強固な躯体で守る
耐震性能や耐震等級は、あとから上げたいと考えても躯体の構造計算からやり直ししなければならないですし、一部の家屋を取り壊ししないと耐震等級は上げられないレベルの大規模な改修工事が必要となります。2.断熱等性能等級
1年中快適な暮らしをしたいなら断熱気密は重要
断熱材は主に基礎部分と床の間、壁内部、天井や屋根に施工されています。断熱等性能等級を上げるということは、すなわち断熱材をアップグレードすることになり、壁や床を壊してやり直さなければなりません。3.一次エネルギー消費量等級
今やエコ住宅は常識。電気代0円のZEH住宅も人気
こちらはリフォーム可能ですが、新築時の取付設備に省エネ性があった方が光熱費も安く家計と環境に優しい。長期優良住宅認定やフラット35S適合証明も取得できるので、光熱費の削減だけでなく金利や住宅ローン控除のメリット部分も大きい。
イワクラホームの
住宅性能バランスチャート
【解説】
イワクラホームは木造ツーバイ工法を手掛ける工務店です。
工法や構造を見る限りは一定水準以上の耐震性能を保持しているとは思われますが、耐震等級に関する記述はありません。保証やアフターサービスに関してもやや手薄な部分もあるので、その点は考慮するようにしましょう。また、規格住宅ベースの家づくりなので設計の自由度なども及第点レベルですが、とにかく「UA値0.26」の断熱性能は強調出来るポイントです。
この数値は北海道基準を大きく上回りますし、高気密高断熱住宅をウリにしている大手ハウスメーカーを凌ぐ断熱性能です。北海道を地盤に長年に渡り累計1万6000棟もの住まいを提供してきた経験や技術が活かされているので、暖かい家に住みたいとお考えの方には魅力的なポイントではないでしょうか。
イワクラホームの耐震性および耐震等級を知る
イワクラホームは北米生まれの木造ツーバイ工法を採用しています。日本の在来工法との大きな違いは「壁」で建物を支えている点です。壁、天井、床が一体となった6面体構造は「モノコック構造」とも呼ばれていて、新幹線や航空機などでも採用される強固な構造です。当然地震にも強い工法と考えて良いでしょう。
事実、2006年に日本ツーバイフォー建築協会が3階建て実物大実験を行った際に、阪神・淡路大震災時と同じ地震波でも殆ど損傷がありませんでした。更にイワクラホームでは台風や積雪への対策として「ハリケーンタイ」と呼ばれるあおり止め金物を採用しています。
この接合金物は、屋根が風で吹き飛ばされるのを防ぐ役目を担っていて、積雪にも強い効果が期待出来ます。例えば積雪140㎝のあるエリアで40坪の2階建住宅を建てた場合、屋根の雪の重さは25トンにも及びます。また積雪の重さだけではなく、落雪への配慮もしなければなりません。北海道で培ってきた経験が活かされた家づくり、それこそがイワクラホーム最大の強みです。
但し、イワクラホームでは公式ホームページ上にも「耐震等級」に関する記述はありません。耐震等級を取得するには費用が掛かる為、敢えて取得していない可能性もあります。耐震等級がどうしても気になる方は直接ヒアリングされる事を推奨致します。
イワクラホームの断熱性能・断熱材および断熱等級を知る
イワクラホームは住宅業界でもトップレベルの高気密高断熱住宅を手掛ける工務店です。特に木造2×6工法は壁を厚くする事が出来るので、断熱材も分厚く施工する事が出来ます。イワクラホームの壁断熱材の厚さ200㎜。内側から高性能グラスウール140㎜、外側から高性能フェノールフォーム60㎜、更に石膏ボードや気密シートを加えた壁断熱仕様で、家の中を魔法瓶のように断熱材で包み込みます。
またイワクラホームでは窓断熱にも力を入れています。実は家の中の暖かい空気が外へ逃げるのは「窓」が一番の原因です。イワクラホームでは「トリプルLow-Eサッシ」を採用する事で、家の暖気を逃がさない家づくりに注力しています。
事実、イワクラホームで公表されている断熱性能「UA値0.26」は、住宅業界最高レベルの断熱性能である事を示しています。それこそ高気密高断熱を謳う大手ハウスメーカーを凌駕する断熱性能です。北海道のような厳しい気候のエリアなら、イワクラホームの高断熱住宅はきっと魅力的に映るのではないでしょうか。
イワクラホームの一貫した自主管理生産
イワクラホームは木造ツーバイ工法を採用していますが、使用される資材やパネルは基本的に自社生産体制を整えています。材料の調達から生産、品質までしっかりとした生産体制を1991年から確立しているので、品質に「ブレ」が出ません。
ツーバイ工法で重要なプレカットは自社内の「パネル・トラス工場」で、誤差0.5㎜以下の精度で製造されます。また4万~5万本に渡る釘の打ち付けにおいても、レーザー光線を使って正確な位置決めを行うなど品質の向上に努めています。
イワクラホームの実例を一部紹介
イワクラホームの保証やアフターサービスを紹介
イワクラホームの保証制度やアフターサービスについてチェックします。
イワクラホームで新築した場合、無料の定期点検は「6カ月」「2年目」「5年目」「10年目」の計4回、無償で受ける事の出来る初期保証期間は10年間です。これは法律で義務化されている保証期間で、対象は構造躯体の重要な箇所となります。尚、10年目の有料メンテナンス工事を行った場合、保証期間を最大20年目まで延長する事が可能です。
無料定期点検の回数が4回とやや少なめですが、初期保証期間10年、保証延長制度20年迄は、価格帯を考えれば及第点レベルと考えて良いのではないでしょうか。
イワクラホームは値引きできる?
マイホームは高額な買い物なので、少しでも安く購入したいとお考えの方も多いと思います。では、イワクラホームでマイホームを購入する場合、値引き交渉は可能なのでしょうか。
イワクラホームでは値引き交渉のやり方次第では値引き交渉が可能なケースもあるようです。タイミング次第では大きな譲歩を引き出せる可能性もあるので、積極的に交渉に臨みたいですね。尚、注文住宅における値引き交渉額の相場は本体価格の5%程度が通例とされていますが、あまりに無理な価格交渉は逆効果になってしまう場合もあるので注意が必要です。
また価格面の交渉が難しくとも、設備やオプションのサービスなら対応して貰える場合もあります。値引きやサービスを効率的に引きだす方法やコツに関しては下記特集ページにまとめてあるので、興味がある方はチェックしてみて下さい。
イワクラホームの口コミから評判を確認
【イワクラホームへの口コミ】
イワクラ施主です。参考プランの中から私の好みのものを選び、そこから希望を伝えてカスタマイズして行きました。何度も何度も設計図を作り直して頂き、こちらの要望にも嫌な顔せずに対応して頂けたので、とても満足の行くマイホームに出来上がったと思います。施工に多少のミスはありましたが、担当の方が親切丁寧だったので、問題無かったです。
【イワクラホームへの口コミ】
旭川在住です。大手HM含め10社程を候補に選び比較しました。とにかく暖かい家にしたかったので、イワクラさんが最終的に候補に残りました。他の2社と迷っていた時に金額面の譲歩とオプションのサービスをして頂けたのでイワクラさんに決めました。凄く解くした気分です。完成した家は外観デザインなどは地味ですが、質実剛健な暖かい家が出来たと思います。
【イワクラホームへの口コミ】
パッと見はローコスト住宅みたいなんですけどね、断熱性能だけは本当に良いので、その点は安心出来ます。但し、建具の建て付けやクロスの施工は少し雑に感じました。引き渡しの時にやり直して貰いましたけど。それ以外は概ね満足しています。アフターサービスも割としっかりしています。居間に吹き抜けを設けましたが、断熱性能が良いので暖房効率も悪いようには感じません。
【イワクラホームへの口コミ】
間取りのカスタマイズは自由度高いと思うのですが、外観デザインはカタログにあるパターンから選ぶので、選択肢が少なく感じてしまうかも。良く言えば日本の住宅街に合う家が建てられるけど、悪く言えば地味な家しか建てられないです。今思えば輸入住宅デザインの家も検討しておけば良かったかな…とは感じています。
イワクラホームのインターネット上での口コミをまとめるとこのような評判が多いようです。
- ・住宅業界最高レベルの断熱性能
・営業マンや設計士が親切
・アフターサービスも割としっかりしている
・外観デザインは地味なものが多い
イワクラホームは北海道を地盤に50年以上も地域密着型の工務店として高気密高断熱住宅を手掛けて来ました。北海道のような寒冷地の場合、北欧住宅などで主流の木造ツーバイ工法が一番適していると考え、自社で生産から施工まで行う一貫工事を徹底している点も好感が持てます。
規格住宅ベースの家づくりなので、コストを抑えられる反面、デザインの自由度が少ない等のデメリットもありますが、「UA値0.26」は大手ハウスメーカーを凌ぐ高気密高断熱仕様です。暖かい家に拘りたいとお考えの方は、イワクラホームを候補の一角にされてみては如何でしょうか。
箱型のシンプルモダンな外観デザインが好きで、高気密高断熱。僕の希望するマイホームに一番近かったのでイワクラホームに依頼しました。色々なハウスメーカーを見て回りましたが、断熱性能が良くて価格も抑えられているのが決め手でした。ツーバイ工法なので地震にも強いそうなので、安心感あります!
2×6工法にダブル断熱。しかもフェノールフォーム採用しているんだから、断熱性能が優秀なのも頷ける。ただ、デザイン性に関してはシンプルモダン以外はあまり得意じゃないみたいで、輸入住宅のようなデザインを希望すると渋い顔された。ある程度規格化されたデザインじゃないと価格も急に高くなるみたいで、外観内装共にデザインの趣味が合うかどうかで決めた方が良いと思う。住宅性能のスペック自体はかなり良いんだけどね。