ジューテックホームの詳細スペック
- 高い断熱性能
- 高い耐震性能
- 長期優良住宅
- 低炭素住宅
- ZEH対応
- 高い窓性能
- 省エネ住宅
- 換気システム
- 地盤保障
- 長期無料保証
商品名 | 本体価格 | 坪単価 |
---|---|---|
ウェルダンノーブルハウス | 本体価格の目安:2,500~3,200万円 | 坪単価の目安:90~120万円 |
ジェイブリッサ(J-Brisa) | 本体価格の目安:2,400~2,800万円 | 坪単価の目安:75~85万円 |
- 断熱材
- 吹付硬質ウレタンフォーム
- 窓仕様
- ダブルLOW-Eトリプルガラス(YKKAP APW430)
- 換気システム
- 第3種換気システム
- 制振装置
- 制震ダンパー「マモリー(Mamory)」
目次
ジューテックホームってどんな会社!?
こちらのページでは神奈川県横浜市に本社を置くジューテックホームについて詳しく解説して参ります。
ジューテックホームは東証STD市場に上場する住宅資材専門商社「ジューテックホールディングス」のグループに属するホームビルダーです。
ジューテックホームは性能・価格・デザインのバランスに優れたハイグレードな注文住宅を提供しているビルダーですが、最大の特徴を挙げるとすれば「極めて優れた住宅性能」でしょう。地震に強いツーバイシックス工法を採用しているほか、手間のかかる許容応力度計算や気密測定を全棟で実施するなど、住まいの安全性・快適性には特にチカラを入れています。さらにそれだけでなく、外壁・屋根・基礎・ルーフィングに至るまで高耐久な部材を標準装備し、できる限りメンテナンスコストを抑えられる工夫も詰め込んでいます。
同社が手掛ける家づくりの姿勢はまさしく「スーパー工務店」の仕事。ジューテックグループの事業規模を考えると「工務店」という名称はふさわしくないかもしれませんが、当サイトが定めるスーパー工務店基準をあらゆる面でクリアしています。ジューテックホームの住宅性能面はほぼパーフェクトなので、高性能・高品質な注文住宅を建てたい方はぜひ当ページを最後までご覧ください。ジューテックホームの細部までこだわり尽くした家づくりをしているため、当ページも大容量になってしまいますが、高性能な注文住宅をお求めの方ならば読んで損はありません。
ジューテックホームは神奈川県・東京都内の全域を施工対応エリアとしていますので、同エリアでマイホームを検討している方はぜひ当ページでジューテックホームの家づくりをチェックしてみましょう。
ジューテックホームの会社概要
工務店名 | ジューテックホーム |
---|---|
会社名 | ジューテックホーム株式会社 |
所在地 | 神奈川県 横浜市 都筑区新栄町4-1 |
電話番号 | 045-595-3222 |
代表者 | 田中 伸和 |
設立 | 2010年 |
資本金 | 85(百万円) |
売上高 | 調査中 |
従業員数 | 28名 |
着工数 | 調査中件 |
施工エリア | 東京都・神奈川県全域 |
キャッチコピー | "こもりたくなる"気持ちよさ |
売り文句・強み | 全棟構造計算、気密測定を行う高耐久で快適な自由設計の住まいづくり |
画像出典元・HP | https://www.jutec-home.jp/ |
ジューテックホームの価格や坪単価を知る
まずはジューテックホームの具体的な価格・坪単価を割り出していきましょう。
ジューテックホームの主力商品はこだわりを自由に実現できるフルオーダーの注文住宅シリーズ「ウェルダンノーブルハウス」、そしてセレクトオーダーとすることで価格を抑えた規格注文住宅シリーズ「ジェイブリッサ」です。
この項目ではジューテックハウスの「ウェルダンノーブルハウス」と「ジェイブリッサ」について、おおまかな本体価格・坪単価の目安とともにご紹介いたします。
ウェルダンノーブルハウス
ウェルダンノーブルハウスの特徴
- 完全自由設計のフルオーダー注文住宅
- 建築家とのコラボによる高い提案力も魅力
- 全棟許容応力度計算で優れた耐震性を確保
- 全棟HEAT20 G2水準の高い断熱性を確保
- 全棟気密測定を行い優れた気密性を確保
- 蓄熱式温水床暖房フロア全面対応(1.2階)
- 北欧風のシンプル・ナチュラルなデザインが得意
ジェイブリッサ(J-Brisa)
ジェイブリッサ(J-Brisa)の特徴
- セレクトオーダー式を基本とした注文住宅
- 優れた住宅性能はそのままにコストダウンを実現
- 建築家・設計事務所による全棟フリー設計プラン
- 北欧風デザインからシンプルモダンまで外観の選択肢も豊富
- 年間建築棟数が限定される大人気商品
- 全棟許容応力度計算で優れた耐震性を確保
- 全棟HEAT20 G2水準の高い断熱性を確保
- 全棟気密測定を行い優れた気密性を確保
ジューテックホームの家の住宅性能を確かめる
ジューテックホームで家を建てるにしても、他社で建てるにしても、新築の住宅性能表示を参考にすれば、すべての家の性能が同じ基準で性能を比較できます。どんな家でも新築の場合は必ず掲示されている事項で、家づくりに欠かせないチェックポイントとなりますから、必ず確認しましょう。
1.耐震等級
災害からご家族と住宅を、強固な躯体で守る
耐震性能や耐震等級は、あとから上げたいと考えても躯体の構造計算からやり直ししなければならないですし、一部の家屋を取り壊ししないと耐震等級は上げられないレベルの大規模な改修工事が必要となります。2.断熱等性能等級
1年中快適な暮らしをしたいなら断熱気密は重要
断熱材は主に基礎部分と床の間、壁内部、天井や屋根に施工されています。断熱等性能等級を上げるということは、すなわち断熱材をアップグレードすることになり、壁や床を壊してやり直さなければなりません。3.一次エネルギー消費量等級
今やエコ住宅は常識。電気代0円のZEH住宅も人気
こちらはリフォーム可能ですが、新築時の取付設備に省エネ性があった方が光熱費も安く家計と環境に優しい。長期優良住宅認定やフラット35S適合証明も取得できるので、光熱費の削減だけでなく金利や住宅ローン控除のメリット部分も大きい。ジューテックホームの住宅性能
【解説】
それではジューテックホームの家の住宅性能について解説していきます。
バランスチャートの通り、ジューテックホームは極めて優秀な住宅性能を標準で備えています。
まず耐震性についてですが、ジューテックホームでは地震に強いツーバイシックス工法を採用しているうえ、全棟において構造計算(許容応力度計算)で耐震強度を正確にチェックしたうえで家を建てています。さらに標準仕様で制震システムを搭載し「耐震+制震住宅」としています。地震に耐えるチカラだけでなく「揺れを抑え躯体ダメージも軽減する性能」までプラスされた住まいですので地震災害に極めて強いです。大きな地震が起きた際に倒壊しないだけでなく、補修すらほとんど必要ないように備えられていますので地震に対する安全性は文句なしの最高評価とします。
続いて断熱性/省エネ性についてですが、ジューテックホームは厳寒の北欧住宅を得意としているだけあってこちらも極めて優秀です。断熱性能を示す数値は全棟平均で「UA値0.46以下」をクリア。この数値は国内屈指の断熱基準であるHEAT20 G2水準です。またジューテックホームは全棟標準で気密測定を実施し「C値0.7以下」の気密性を確保しています。UA値0.46、C値0.7以下であれば、夏でも冬でも快適な温熱環境をバッチリ実現できているはずです。また高気密の建物は、換気効率も高いですし室内に温度差が生まれにくいため、結露を防止でき躯体の長寿命化にも寄与します。標準仕様の断熱性が非常に優秀なので、太陽光パネルを追加するなど比較的軽微な仕様変更のみでZEH認定も受けられます。ジューテックホームは断熱/省エネ性能も最高評価とします。
そしてジューテックホームは設計上の性能値を忠実に実現する体制を整えている点も評価できるポイントです。いくら設計上の性能値が優秀でも肝心な施工工程が雑なら優れた性能は発揮できません。設計上の性能をしっかり実現するためには、施工におけるすべての工程で精密な作業を行う必要があります。
ジューテックホームでは全棟で徹底した施工管理・監督体制を整えているので安心して良いでしょう。
同社ではまず自社検査として基礎配筋検査・躯体検査・耐力壁検査・完了検査までしっかり行い、さらに特に重要な部分(基礎の配筋検査・完了検査)には第三者機関による検査も必ず入ります。徹底した自社検査+第三者検査のダブルチェック体制が整っていれば設計上のスペックは間違いなく確保されていると考えて良いでしょう。施工時の検査体制がしっかりしているかどうかは良いビルダーを見極める指標の一つです。
アフターサポート面としては4点評価とさせて頂きます。建物初期保証こそ品確法で定められた10年間ですが、定期的なメンテナンスを行うことで最長25年まで保証が延長しますし、建物保証以外にも地盤保証20年・シロアリ保証10年も付きます。無償で行う定期点検の期間・回数ともに充実していますし、保証・アフター面も十分優秀と言えるでしょう。
価格に関しては「坪単価75~85万円」がボリュームゾーンとなりますので、当サイト基準に則り「3点評価」としています。ただご注意いただきたいのは、この評価はあくまで「初期費用(建物本体価格)」のみを考えた場合です。生涯コストで比較するならばジューテックホームのコスパは極めて高いです。
まず第一にジューテックホームは初期費用を抑える営業方針ではなく、むしろ「最初にしっかり良いものを装備することで生涯コストを抑える家づくり」を提案しているビルダーです。ジューテックホームの注文住宅は全棟高気密・高断熱ですから年間の光熱費コストも安く抑えられますし、外壁・屋根・基礎などさまざまな部分が高耐久に造られているので住み始めてからのメンテナンスコストも抑えられるよう工夫されています。
日本の一戸建て住宅の平均寿命は約30年前後と言われていますが、ジューテックホームの家は60年、70年、80年以上住み続けられることを前提に造られています。もちろんしっかりメンテナンスすれば3世代に渡り住み続けられる性能もあるはずです。これだけ高性能・高耐久な住まいが「坪単価75~85万円前後」で建てられるならむしろ安いです。
初期費用の安さでローコスト住宅を第一候補に検討される方も多いですが、マイホームは長く住むのが大前提ですから、住み始めた後の光熱費コストやメンテナンスコストまで含めた生涯コストで比較するのがオススメです。
当ページをご覧になっている方は神奈川県・東京都での家づくりを検討されている方が多いと思いますがもうジューテックホームは候補としてチェックしましたか?
「まだ本格的にはチェックしていない」という方はぜひ一度候補の会社とジューテックホームの性能スペック・価格を比較してみてください。
今あなたが候補として検討している住宅会社の性能は本当に優秀ですか?価格は本当に適正ですか?
少なくとも以下の点だけは確認してください。
・耐震等級は最高等級3ですか?制震仕様ですか?
・断熱性能はHEAT20 G2水準をクリアしていますか?
・全棟で気密測定は実施していますか?
・住み始めてからのメンテナンスコストまで考えられていますか?
注文住宅は各社で基本仕様が異なる一点モノです。外観や内装が同じレベルに見えても「住宅性能」や「価格(トータルコスト)」に天と地ほどの差があることも珍しくありません。
ジューテックホームは神奈川・東京エリアで当サイトが自信をもって認定する【スーパー工務店】です。ジューテックホームの家は全棟で許容応力度計算のうえ耐震等級3を取得、さらに制震仕様を標準化した極めて地震に強い頑丈な構造躯体にくわえ、HEAT20 G2水準の断熱性、全棟気密測定を行い平均実測C値0.5を備えています。
しかも外壁・屋根・ルーフィング・コーキングに至るまであらゆる面でメンテナンスコストが抑えられるよう配慮された家づくりを徹底。住宅性能・価格・デザインなど、正直ほぼ文句の付け所がありません。
3世代に渡って住み続けられる高性能住宅が2,000万円台で建てられるのは極めてコストパフォーマンスに優れます。ジューテックホームの基本仕様と同じ性能を他社で実現しようとすれば+500万円以上かかるケースも十分にあり得ます。
ジューテックホームを比較せずに家づくりを進めると本当に【500万円単位で損】をしてしまうかもしれません。
家は一生に一度の大切な買い物です。
神奈川・東京で家づくりをするならジューテックホームをぜひ比較対象に加えてください。きっと大きな違いに驚かれると思います。
ジューテックホームの耐震性および耐震等級を知る
次に「ジューテックホームの住宅は地震に対してどれほど強い家なのか?」という点をもう少し掘り下げて解説していきます。
前述の通り、ジューテックホームの住まいは極めて地震に強い構造になっています。
と言いますのも、ジューテックホームが採用する2×6(ツーバイシックス)工法はそもそも非常に地震に強い工法であることに加えて、さらに安全性を高める施策をこれでもか、と施しているからです。
順番に説明していきますが、そもそもツーバイシックス工法を採用している時点で耐震性は非常に高いです。
ツーバイ工法は骨組みで家を支える在来工法とは異なり、壁パネル同士を強固に一体化したハコ方構造となっています。在来工法では柱・梁・筋交いといった木材の接合部分に地震の負荷が集中しやすい弱点がありますが、ハコ型構造の建物の場合、地震エネルギーは壁・床・天井を伝わり建物全体にバランスよく分散するため、チカラを受け流しやすく非常に地震に強いです。
ツーバイ工法のような、外板に応力を持たせる構造は「モノコック構造」と呼ばれ、スペースシャトルや航空機、鉄道車両など極限の強度が求められるモノにも応用されています。
そしてツーバイ工法のなかでも、2×4工法よりも寸法の大きな木材がベースとなる2×6工法はさらに強度が高いです。ツーバイシックスの壁の分厚さはツーバイフォーのおよそ1.5倍。壁が分厚いことにより断熱材を分厚く敷き詰められるメリットも大きいですが、強度も格段にアップしており、壁の曲げ応力に対する強さはツーバイフォーの約2.5倍です。ツーバイシックス工法の建物は間違いなく地震に強いです。
さらにジューテックホームでは全棟において構造計算(許容応力度計算)を行い、少なくとも耐震等級2を取得しています。
耐震等級としては必ずしも最高等級を取得しているわけではありませんが、耐震等級2は建築基準法で規定されている耐震性の1.25倍の強度を誇るため十分信頼して良い耐震強度といえます。「学校」や「病院」など、地震災害時に避難所の役割を担う建物が耐震等級2の強度で建てられている、と言えばなんとなく等級2の耐震強度がイメージできるでしょうか。
またジューテックホームでは全棟において、手間と時間のかかる「許容応力度計算」を行っているのも信頼の証。
許容応力度計算とは「建物がどれだけの応力(負荷)に耐えられるか?」を計算する方法で、構造計算と呼ばれるなかで「もっとも正確に建物の強さを測る計算方法」と覚えてください。
「家はすべて構造計算のうえに建っているのでは?」と思っている方も多いですが、実はそうではありません。2階建て以下の木造住宅はほとんどのケースで構造計算をしなければならないという法律的根拠がないため、構造計算をしない、あるいは簡易的な計算で済ませる木造ビルダーが圧倒的に多いのが実情です。構造計算をしていない建物というのは極端に言えば「設計者の経験と勘で建てられている」とも言い換えられます。人生で一番高額な買い物、そして家族の命を守る家を「勘で建てて良いのか?」よくお考えください。きちんとした構造計算が根拠となる住まいをお求めならば候補の工務店に「御社の家は許容応力度計算はしていますか?」と聞いてみると良いでしょう。きっと7~8割の工務店が「いいえ…」と言葉を濁すはずです。
すこし話がずれましたが、ジューテックホームが法律上は定められていない非常に手間とコストがかかる許容応力度計算を全棟で行っているのは素晴らしい取り組みです。
まだこれだけではありません。
ジューテックホームの家は住友ゴム工業社製の「制震ダンパー:マモリー(Mamory)」を標準装備した「耐震+制震住宅」となっています。
「耐震性が高いなら制震ダンパーまでは要らないのでは…?」といったお声もあるかもしれませんが、当サイトでは「耐震+制震仕様の住まい」を高く評価しています。なぜなら制震ダンパーは地震の蓄積ダメージを軽減する効果があるからです。
地震は繰り返し発生するもの。ジューテックホームの家はそもそも地震に強い2×6工法の住まいですが、それでも大災害級の地震が繰り返し起これば構造躯体にダメージが蓄積される可能性はあります。しかし制震住宅ならば、地震の度に制震ダンパーが揺れを軽減しますので、構造躯体へのダメージも最小限で済みます。
日本は地震大国です。日本でマイホームをもつ以上「地震に対する備えは最重要」と心得てください。
ジューテックホームの「耐震+制震住宅」は、地震に耐える性能はもちろんのこと、地震ダメージを軽減する性能をも併せもっています。さらに制震ダンパーのマモリーは耐久性にも非常に優れ、60年間メンテナンスフリーで制震効果が持続します。新築時に搭載しておけば60年間一切メンテせずにずっと地震の揺れを軽減してくれるのは安心できるポイントと言えるでしょう。
地震が起きるたびに「うちは大丈夫!」と思えるのはプライスレスな価値があります。地震に強い家をお求めの方にもジューテックホームは強くオススメできるビルダーです。
繰り返しになりますが、日本で家を建てるなら耐震性は特に重視しましょう。
日本は地震大国。地震はいつ起きるか、何度起きるかわかりません。
建築基準法を満たした住まいは震度7の揺れにも倒壊しない強度とされていますが、ダメージの蓄積がないとまでは言い切れません。震度7クラスの地震が一度でも起きれば、耐震等級3を取得していない建物、あるいは制震構造でない建物は大規模改修を余儀なくされるケースもあります。万が一大規模改修の必要に迫られればライフプランが総崩れとなる可能性すらあります。
他社で検討中の方もこれだけは心の片隅にとどめておいてください。
せっかく注文住宅を新築するのですから「大地震のあとも大きな補修を必要とせず住み続けられる家」を建てるべきです。
ジューテックホームの家は地震災害から家族の命とその後の生活を守れる住まいです。
許容応力度計算・耐震等級3・制震構造の3拍子が揃った家は間違いなく地震に強く、もちろん大地震のあとも大きな補修を必要とせず安全に暮らし続けられる性能があります。
ジューテックホームの基礎仕様
続いてジューテックホームの基礎の仕様について解説して参ります。
基礎は家の荷重全体を支える重要な箇所です。耐震性にも通ずる部分ですし、家を建ててからは変更が効きませんので、注文住宅を建てるならば基礎の仕様もしっかりチェックしておくことをオススメします。
ジューテックホームは基礎も非常にハイグレードな仕様となっています。
単純に基礎の仕様だけをピックアップしてもわかりにくいと思いますので、建築基準法で規定されている基礎仕様と比較してみましょう。
基礎の箇所 | 建築基準法の規定 | ジューテックホームの基礎仕様 |
---|---|---|
基礎高 | 300mm | 400mm |
立ち上がり幅 | 120mm | 150mm |
鉄筋の太さ | D10(9.53mm) | D10(9.53mm)・D13(12.7mm) |
配筋のピッチ | 300mm | 200mm |
ジューテックホームの基礎は建築基準法の規定をさまざまな面で大幅にクリアしています。
まず基礎の高さですが、ジューテックホームでは建築基準法の規定よりも100mm高い「基礎高400mm」が確保されています。基礎の高さが確保されることで、床下空間の換気が適切に行われやすくなり床下に湿気がたまりにくく結露を抑制できます。結露は木造住宅にとってカビや腐食など構造躯体の劣化を招く大敵ですから、結露を予防できるだけでも大きなメリット。さらに床下の空気が適切に循環することで湿気を好むシロアリも寄せ付けにくくなります。
また床下の高さにゆとりがあれば定期点検などの際に、点検作業員が床下に入りやすくなります。建築基準法の300mmの基礎高ですと、床下点検ができないことはないですが、かなり狭いため作業がしにくく目視が甘くなりがちです。400mmの高さが確保されていれば、比較的スムーズに点検できますので、隅々まで目視でチェックしやすくなり、なにかしらの不具合があった場合でも早期発見に繋がります。家を長持ちさせるうえで住宅の不具合はできるだけ早く見つけメンテナンスすることが大切ですから、この点もメリットといえます。
続いて、立ち上がり幅・鉄筋の太さ・配筋のピッチ(間隔)に関しては主に基礎の強度に関わる部分です。当然ながら立ち上がり幅は分厚いほうが強度が高いですし、コンクリート内部を通す鉄筋も太いほうが強度が増します。配筋のピッチ(間隔)は狭いほうが細かい間隔で鉄筋が張り巡らされている、ということですので強度が高くなります。
ジューテックホームの基礎は立ち上がり幅・鉄筋の太さ・配筋のピッチ、いずれも建築基準法の規定を大幅にクリアするハイグレードな仕様です。大手高級ハウスメーカーと比較しても遜色ないどころか、一部上回るレベルと言えるでしょう。ハイグレードな基礎を標準で備えていることも、ジューテックホームの安全性の下支えとなっています。
ジューテックホームの断熱性能・UA値・断熱材および断熱等級を知る
次にジューテックホームの断熱性能についても、もう少し深堀りしていきます。
ジューテックホームの詳しい断熱仕様は以下の通りです。
断熱箇所 | ジューテックホームの断熱仕様 |
---|---|
外壁 | 吹付硬質ウレタンフォーム(130mm) |
屋根 | 吹付硬質ウレタンフォーム(130mm) |
床下 | 押出法ポリスチレンフォーム(90mm) |
窓サッシ | オール樹脂サッシ |
窓ガラス | ダブルLow-Eトリプルガラス |
スペーサー | 樹脂スペーサー |
中空層 | アルゴンガス封入 |
窓製品名 | YKKAP APW430 |
ジューテックホームは、寒さの厳しいデンマークやスウェーデンなど北欧住宅を得意としているだけあって断熱仕様も極めて優秀です。
ジューテックホームが標準採用する吹き付け硬質ウレタンフォームは、一般的なグラスウールよりも断熱性能に優れます。外壁・屋根部分に吹き付けウレタンが130mmの分厚さで充填されている時点でかなり分厚いですが、これをグラスウールに換算にすると190mmの分厚さで充填されているのとほぼ同義です。かなりハイグレードな断熱仕様といえます。
またジューテックホームでは天井断熱ではなく「屋根断熱」を採用している点も注目です。
日本の戸建て住宅では、一般的には建築コストを抑えられる「天井断熱」の方がポピュラーですが、住宅性能を第一に考えれば「屋根断熱」がベストです。
屋根断熱は文字通り、屋根から家をまるごと断熱しますので家の中に温度差ができにくく結露しにくいメリットがありますし、小屋裏スペースまでしっかり快適な環境を保ちやすいので室内空間を有効活用しやすいです。また、天井断熱よりも夏の2階の暑さが大幅に軽減されるので夏のエアコン代は大きく節約できるはずです。屋根断熱を採用しているだけでも嬉しい特徴と言えます。
そして室内の温熱環境を重視するなら忘れてはいけないのが窓断熱の仕様です。
住まいのなかでもっとも熱損失の大きな箇所は窓やドアなどの開口部です。せっかく分厚く断熱材を充填していても窓・ドアなどに断熱性の低い製品を採用していてはあまり意味がありません。
その点、ジューテックホームはドア、窓を含めた開口部にも文句なしにハイグレードなものを採用しているので安心です。
ジューテックホームでは窓に「YKKAP社:APW430」を標準装備しています。
こちらはおもに寒冷地で採用される製品で、熱伝導率が低い(優秀な)オール樹脂サッシ・樹脂スペーサー・トリプルガラスから成っており、ガラスには遮熱効果のあるLow-E金属膜がダブルで張られ、中空層には乾燥空気よりも断熱性能に優れる「アルゴンガス」が封入されています。早い話「YKKAP社:APW430」は他社ではオプション扱いとなる窓製品です。標準でこちらを採用しているなら窓周りは完璧です。
続いてドア回りですが、ジューテックホームではドアにも「YKKAP ヴェナートD30(断熱耐火ドア D2タイプ)」とハイグレードなものを標準採用しています。D2タイプの断熱ドアは熱貫流率2.33以下の性能をもち、ローコスト住宅で採用されることの多いD4タイプ(熱貫流率4.07以下)よりもおよそ1.7倍も断熱性能が優れています。ジューテックホームはドア周りの断熱性能も完璧と言っていいでしょう。
住まいの断熱性能は「UA値」という数値で表しますが、ジューテックホームの家は「平均UA値0.46以下」となります。UA値0.46という数値は、神奈川・東京の大部分(断熱地域区分6.7地域)において国内で特に厳しい断熱基準HEAT20 G2グレードの断熱性能をクリアする水準です。
※HEAT20 G2とは
民間団体が定める断熱基準だが、国の定める断熱基準よりもはるかに厳しいことで知られる。G1・G2などのグレードがありG2は特に厳しい断熱性能が求められる。(国も2022年10月にHEAT20 G1・G2水準を目安に断熱等性能等級を改める予定)
標準仕様でHEAT20 G2水準の断熱性能をクリアしていれば文句なしに高断熱住宅と言ってよいレベルです。ジューテックホームの注文住宅はUA値0.46以下の断熱性能で、窓周り・ドア周りも完璧ですので、夏は涼しく冬は暖かい、1年中快適な室内温熱環境を実現できているはずです。
断熱性能を重視する方にもジューテックホームの注文住宅なら自信をもってオススメできます。
ジューテックホームの気密性・C値を知る
住まいにとって断熱性とセットで高めておきたいのが気密性です。
分厚いダウンジャケットを着ていてもジッパーが空いていれば冷たい空気が入ってくるのと同じで、住宅も断熱材を分厚く充填していても、そこかしこにスキマが空いていればそこから熱損失してしまいますし空調効率も悪くなってしまいます。
また気密性の良くない住まいはスキマから熱損失し家の中に局所的な温度差が生まれてしまいます。温度差が生まれれば結露の原因になり、結露はカビや腐食を招きます。結果的に建物の耐久性を著しく低下させる原因にもなりかねません。住宅の温熱環境、耐久性を重視するならば断熱性と気密性はセットで高めるのが鉄則です。
住宅の気密性は「C値(住宅における相当隙間面積)」で表します。平たく言えば「家の中にどれくらいのスキマがあるか?」ということを表す数値です。C値は値が小さいほど、スキマが少ない(気密性が保たれている)ということになります。
少し前置きが長くなりましたが、ジューテックホームは気密性に関しても文句なしに優秀といえる水準です。
ジューテックホームでは全棟標準で気密測定を実施しており「C値0.7cm2/m2以下」の基準を設定しています。C値0.7という数値は非常に優秀で、わかりやすく言いかえると「家全体に対してハガキ0.7枚分のスキマしかない」ということです。
一般的にはC値2.0~1.0を下回れば高気密住宅と言われていますので、ジューテックホームが基準とする「C値0.7」という時点で十分すぎるほど高気密なのですが、この数値はジューテックホームが「少なくともクリアすべき基準」として設定しているもので、実測平均値としては「C値0.5」を計測しています。実測値(平均)では、基準をはるかに超えているわけです。
ジューテックホームの採用するツーバイシックス工法は、壁・床・天井のパネル同士を強固に接合する工法のため気密性を確保しやすいのに加えて、断熱材として採用する吹き付けウレタンフォームも構造材の隅々までいきわたり密着して膨らむ性質があるため、こちらも気密性アップに寄与しています。
実測平均C値0.5を計測する住まいなら文句なしに優秀な高気密住宅と言えます。
ちなみに基準を超える優秀なC値を計測しているということは、ジューテックホームが1棟1棟で丁寧で精密な施工を徹底していることの何よりの証明です。と、いうのもC値は家のスキマですから、設計がいくらハイグレードでも肝心の施工が雑であれば良い数値がでないものだからです。気密性(C値)は、施工の精密さ・丁寧さをはかるバロメーターの一つともいえますので、ぜひ着目してください。気密測定を行い実測C値を公表している工務店はそれだけで「丁寧で精密な仕事をしているビルダー」であるケースが非常に多いです。
なお気密測定をオプションとしているビルダーもありますが、ジューテックホームの場合は全棟標準で気密測定を行っていますので、追加費用を掛けずに実測してくれるのも嬉しいポイントです。施主がもし自ら外部の業者に気密測定を依頼するとすれば、ざっくり10~15万円前後の料金はしてしまいます。
住まいの性能のうち、毎日の暮らしのなかで常に良し悪しを実感するのは「断熱性/気密性」です。
耐震性は地震が起きない限り性能を実感することはありませんし、耐久性・メンテナンス性も長年住んで初めて実感するわけですが「断熱性/気密性」は住まいの温熱環境を決定づける性能ですので、日々の暮らしのなかで「暑さ/寒さ/エアコンの効き」を肌で実感することになります。
高気密・高断熱住宅は「夏は涼しく冬は暖かい常に快適な温熱環境」を実現できますし、光熱費のランニングコストも抑えられるので、マイホームに住み始めてからの満足度は格段にアップするはずです。
反対に断熱性/気密性のよくない家を建ててしまうと大変です。家を建ててからは断熱仕様を簡単には変更できませんので、結果的に「家の暑さ/寒さ/エアコン代」などに不満があっても、この先何十年と「夏は暑く冬は寒い・光熱費がかさむ…」などのストレスを感じながら暮らしていくことになりかねません。せっかく注文住宅を建てるのですから、断熱性/気密性ははじめから重視しておきましょう。
ジューテックホームの家はHEAT20 G2水準の断熱性を標準化、そして全棟で気密測定を行い実測平均C値0.5を計測する高気密高断熱住宅です。この性能を備えていれば比較的温暖な神奈川・東京エリアならば「室内の温熱環境/光熱費コスト」の面ではまず心配いりません。また高気密・高断熱の家は間接的に家の長寿命化にも寄与します。
ジューテックホームは室内の温熱環境・光熱費コスト・耐久性にこだわる方にも自信をもってオススメできるビルダーです。
ジューテックホームは省エネ・創エネ住宅も得意
ジューテックホームはZEHビルダーとして登録していますので、ZEH住宅を建てることももちろん可能です。
ZEH住宅とは「高い省エネ性」と「創エネ設備(太陽光パネル)」を備えることで「家で消費するエネルギー」と「家で創りだすエネルギー」を差し引きゼロを目指す住まいのことです。
ZEH住宅には断熱性の基準が設けられており、ジューテックホームの施工エリアである東京都・神奈川県(6.7地域)の場合、「UA値0.6」を下回る必要がありますが、ジューテックホームはZEH基準は楽にクリアし、それどころかさらに厳しいHEAT20 G2水準の断熱性を備えていますので、太陽光パネルやHEMS(電力の見える化装置)の追加など、比較的軽微な仕様変更でZEH住宅の認定を受けることが可能です。
標準仕様の断熱性がZEHに届いていないビルダーの場合、ZEH認定を受けるには断熱仕様の変更などかなり大掛かりな仕様変更が必要なので追加費用も大きくなりますが、ジューテックホームならばそこまで大きな追加費用をかけずにZEH住宅を建てられます。
「せっかく注文住宅を建てるならZEH住宅にしたい」という方にもジューテックホームはオススメです。
というより、せっかくジューテックホームで新築するなら高気密高断熱の住まいと非常に相性の良いZEH仕様は積極的に検討すべきでしょう。
ジューテックホームの24時間換気システム
続いて、ジューテックホームの採用する24時間換気システムについて解説します。
日本の住宅はシックハウス症候群の対策として「2時間に一回、室内の空気が入れ替わる装置(24時間換気システム)」の設置が義務付けられています。
シックハウス症候群とは
住宅部材や家具などに使われる接着剤などの化学物質(ホルムアルデヒドなど)が室内に充満することで起こる健康被害のこと。目がチカチカする、頭痛、吐き気など症状には個人差が大きい。
ひと昔前の木造戸建て住宅は気密性があまり高くなく、家のスキマから自然と空気が入れ替わっていたのでシックハウス症候群は意図せず回避できていました。しかし近年では住宅の気密性が向上しているため窓を閉めっぱなしでは適切に室内の空気が入れ替わりませんので、シックハウス症候群の対策として24時間換気システムを設置することになっています。
こう聞くと「高気密住宅は空気環境が悪いのか」と不安に思われるかもしれませんが、まったくそんなことはなくむしろ逆です。高気密住宅はムダなスキマが極めて少ないため、空気の通り道がしっかり確保されるので24時間換気システムによる計画換気が非常にしやすいのです。
一戸建て住宅で採用される24時間換気システムは大きく分けて以下の2種類があります。
換気システムの種類 | 特徴 |
---|---|
第1種換気システム | 給気・排気ともに機械(ファン)で強制的に行う |
第3種換気システム | 排気のみ機械(ファン)で行い、給気は自然(負圧)に任せる |
ジューテックホームでは標準仕様では第3種換気システムを採用しています。
給気・排気ともに機械のチカラで強制的に行う第1種換気システムの方が換気能力としては優れているものの、第1種換気システムは価格(初期コスト)が高く、光熱費やメンテナンスなどのランニングコストも高くつくデメリットがあります。
第3種換気システムは排気のみを機械のチカラで行うもので、換気能力は第1種に劣るものの、ジューテックホームの建物は極めて優秀な気密性(実測平均C値0.5)を誇るため、空気環境の面もまったく問題ありません。さらにジューテックホームの換気システムは給気口に花粉やPM2.5、細菌や有害物質を室内に取り込まない高性能のエレクトレットフィルターを装着しています。高気密住宅に加えて、高性能フィルターが装備されていれば比較的安価な第3種換気システムでも十分に室内のキレイな空気環境を実現できるはずです。
また、第1種換気システムは給排気にダクトを用いるのが主流ですが、ダクトタイプの換気システムはどうしてもダクト内が汚れてしまう問題もあります。ダクトクリーニングは素人ではとてもできませんので専門業者に依頼するしかなく、割と大きなメンテナンス費用がかかってしまいます。ジューテックホームの第3種換気システムは「給気・排気ともにダクトレスタイプ」なのでダクトの汚れ問題も一切なく掃除も簡単です。
ジューテックホームの家づくりは換気システムに関してもかなり考えられています。丁寧・精密な施工により気密性を限りなく高めることで、あえて安価な第3種換気システムを採用し室内の空気環境をキレイに保つことはもちろん、初期費用とランニングコストをどちらも削減しています。
ジューテックホームの実例を一部紹介
ジューテックホームの注文住宅は高耐震・高気密・高断熱・高耐久と、極めて優秀な住宅性能を標準仕様で備えている点も大きな特徴ですが、それだけでなく高いデザイン性も魅力の一つ。
せっかく注文住宅を建てるのですから外観デザインにもこだわりたいのは当然です。
ジューテックホームは北欧モダンのおしゃれなデザインにも定評があり、本場デンマークからも推薦状をもらうほどの本格北欧デザインの住まいを得意としています。
何年経っても色褪せない普遍的なデザインである北欧住宅はもちろん、現代的でスタイリッシュなモダン住宅も得意としていますので「性能重視だけどデザインも妥協したくない」という方にもジューテックホームはオススメの選択肢です。この項目ではジューテックホームの手掛けた建築実例をいくつかピックアップして参ります。実例をご覧頂くとイメージしやすいはずです。
北欧テイストのレトロモダンな外観。内装は白を基調とした広々とした空間に仕上がっています。
北欧スウェーデンスタイルの外観に日本を象徴するシンボルツリー「松」が見事にマッチしています。広い芝生の庭を眺めるカバードポーチも素敵です。
ジューテックホームはシンプルモダンのスタイリッシュな外観も得意です。内装もモノトーン基調のシンプルなスタイル。吹き抜けとスケルトン階段は相性バツグンです。
スウェーデン製の木製サッシが映える北欧風の外観。内装には無垢材をふんだんに用いて温かみのある空間に仕上がっています。
性能重視でジューテックホームに決める方が多いのはもちろんですが、デザインが決め手になった方も多いと聞きます。特に北欧デザインが得意なビルダーですので、洋風なお家が好みの方は必見のハウスメーカーです。
ジューテックホームの外壁
続いてジューテックホームの外壁についても解説します。
外壁材は家の第一印象を決定づける箇所ですので好みもわかれやすく、つい見た目のデザインだけで決めてしまいがちですが、外壁は常に雨風・紫外線にさらされる箇所ですので耐久性・メンテナンス性も重要な比較ポイントです。
ジューテックホームでは外壁材にもしっかり耐久性の高い製品を標準採用しており「光触媒加工されたサイディング外壁(塗膜保証15年付き)」を標準装備しています。
サイディング外壁は近年の一戸建て住宅でもっとも採用されているポピュラーな外壁材ですので素材については特筆しませんが、注目すべきは「光触媒加工されている」という点です。光触媒加工された外壁材は非常に汚れが付きにくく、万が一汚れが付着した場合でも太陽光が当たることで汚れが分解され雨で自動的に洗い流されるセルフクリーニング機能をもちます。さらに塗膜保証15年付きですので、少なくとも15年は外観のキレイを保ちやすいです。外壁は「家の顔」ですから、常にキレイが保てるのは非常に嬉しいメリットと言えるでしょう。
またジューテックホームでは外壁材の目地部分のコーキング材にも高耐久なものを採用しています。コーキング材は経年で必ず劣化しますので、この部分の耐久性が高いとメンテナンスコストを大きく軽減できます。ジューテックホームは外壁周りにも、住み始めてからのメンテナンスコストを削減できる工夫が施されています。
ジューテックホームの屋根材・ルーフィング
続いてジューテックホームの屋根についてみていきましょう。
屋根も外壁と同じく常に雨・風・紫外線にさらされる箇所なので、こちらも見た目だけでなく耐久性やメンテナンス性能を重視してください。
ジューテックホームでは屋根材には外壁と同じ高耐候の「スレート屋根(コロニアルグラッサ)」を採用しています。そしてプラスアルファでジューテックホームの屋根回りで注目して頂きたいのは「ルーフィング」です。
ルーフィングとは屋根材の下に敷かれている「屋根下地材」のことです。
ルーフィングはほとんどの施主が気にしない地味な存在のため、多くのハウスメーカーではグレードの低い製品(非透湿型アスファルトルーフィングなど)を採用するケースが多いのが実情ですがルーフィングをケチるのはオススメできません。
実際に雨の侵入を防いでいるのは屋根材ではなくルーフィングなので、ここをケチると逆にメンテナンスコストが高くつき、長く住むマイホームならば結局トータルで施主が損をしてしまいます。
ジューテックホームではルーフィングに「遮熱型透湿ルーフィング」を採用しています。
おそらくピンとこない方が大半だと思いますが、こちらは最上級グレードのルーフィングです。
ルーフィングはおおまかに分けると湿気を通す「透湿タイプ」と湿気を通さない「非透湿タイプ」があり、透湿タイプのほうがハイグレードで性能面ではバツグンに優秀なのですが、実は日本家屋では「たった5%」のシェアしかなく、標準採用されているケースはかなり珍しいです。
なぜ優秀なルーフィングなのにシェアが圧倒的に低いのか?
理由は大きく2つです。
1つは初期費用が高いこと。単純に透湿性ルーフィングはかなり初期コストが高くつくので、そもそも施主が存在すらほとんど知らず、なおかつ建物完成後には見えなくなるルーフィングにお金をかけるというビルダーが少ないのです。できるだけ見えない部分のコストを下げて利益を出したい、あるいは初期費用を安く見せたいという会社が多いのでしょう。
そしてもう一つの理由は透湿ルーフィングは「屋根部分にも通気層を設けなければ透湿させる意味がない」からです。
透湿性ルーフィングは文字通り、湿気を通します。逃がした湿気は屋根に設けられた通気層を通り排出されますが、屋根通気層がなければ湿気は屋根に溜まってしまいます。なので、屋根通気工法を採用しているビルダーでなければそもそも透湿タイプのルーフィングは採用できない、ということです。
戸建て住宅で外壁通気層を設けるのはもはや常識ですが、屋根部分にまで通気層を設けるのはかなりの手間とコスト必要なため、まだあまり一般的ではありません。だから透湿ルーフィングを採用できないビルダーが多いのです。
ジューテックホームの場合、屋根部分にもしっかり通気層が設けられているため、透湿ルーフィングは効果をしっかりと発揮します。屋根の結露を抑制し構造躯体の長寿命化に寄与、さらにルーフィング自体の耐用年数も50年以上と非常に長いためメンテナンスコストを大幅に軽減できます。
またジューテックホームの採用するルーフィングはアルミ反射フィルムにより「遮熱機能」も備えているため輻射熱もカットします。これにより夏は2階の暑さが大きく軽減されるはずです。
ジューテックホームは屋根材は安価なスレート屋根を採用しコストを抑えていますが、真に重要なルーフィングと屋根通気は文句なしにハイグレードです。地味で目立たないルーフィング周りにまでしっかり最上級グレードの部材を標準採用している点にジューテックホームの家づくりが表れていると言えます。施主が住み始めてからのコストに配慮した素晴らしい家づくりと言えるでしょう。
ハウスメーカーを選ぶ際に「初期費用を比較すること」はとても大切ですが、もっと大切なことは30年、40年、50年と長く住んだ際の光熱費、メンテナンス費用を含めた生涯コストです。
確かに価格重視のローコストハウスメーカーなら初期費用は抑えられます。しかし、いくら初期費用を安く抑えられても住み始めてからの光熱費やメンテナンス費用が高く付けば意味がありません。安さだけを追い求めて工務店選びをすると住み心地が悪くトータルコストも高い家になってしまう可能性があります。
当サイトがジューテックホームをオススメするのは「住んでからお金がかかりにくい家づくり」を徹底しているからです。
高気密・高断熱住宅は快適なうえ光熱費コストも安く抑えられます。そしてジューテックホームは外壁・屋根・ルーフィング・コーキング・換気システムなど、メンテナンスが高額になりやすい箇所にはしっかり高耐久なものを採用しています。
ぜひ一度ジューテックホームの生涯コストを直接ヒアリングして他社と比べてみてください。
ジューテックホームの保証やアフターサービスを紹介
次はジューテックホームの保証やアフターサービスについてみていきましょう。
注文住宅は建てて終わりではありません。建物が建ち、住み始めてからが本当のスタートです。
どんなに高性能な家でも住み続ければ必ずメンテナンスが必要になるもの。不具合はできるだけ早期に発見して早い段階で直すことがマイホームを長持ちさせる最大の秘訣です。だからこそビルダーごとの保証・アフターサービスも重要な比較ポイントなのです。
ジューテックホームの保証内容を以下にまとめましたのでご覧ください。
保証箇所 | ジューテックホームの保証内容 |
---|---|
建物初期保証 | 10年 |
建物最長保証 | 25年 |
建物保証延長条件 | 定期メンテナンス+有償メンテナンス工事 |
地盤保証 | 20年 |
シロアリ保証 | 10年 |
結論から申し上げますと、ジューテックホームは保証内容も同価格帯の他社にまったく引けを取りません。
前提知識として知っておいてほしいのですが、新築住宅を建てる(あるいは買う)場合「品確法(住宅の品質確保促進法)」という法律によって、建物の引き渡しから10年間は販売者が瑕疵担保責任を負うことが義務付けられています。したがって、どのハウスメーカー・工務店で家を建てても、少なくとも「建物保証10年間(構造躯体・雨水を防止する部分について)」が付きます。
ジューテックホームの建物初期保証は10年間ですので、この部分に関しては品確法で定められた範囲内の内容です。
しかしながら、地域密着型ビルダーの場合は「建物10年保証」に留まるケースが大半ですので、特に他社と比べてサービスレベルが劣っているわけではありません。
またジューテックホームでは建物初期保証10年が満了しても定期点検と点検時に必要と指摘された有償メンテナンスを行うことで最長25年まで保証を延長することが可能です。地域密着型ビルダーの場合、延長保証システムを用意していない会社も多くあるため、この部分は評価できるポイントと言えます。
また品確法で義務付けられていない地盤保証(20年)・シロアリ保証(基礎パッキン10年・薬剤5年)が付くのも嬉しいポイント。地盤保証・シロアリ保証に関してはかなり期間も長く、この点は大手ハウスメーカーと比較しても遜色ない内容です。ジューテックホームでは家を建てる前に必ず第三者機関による地盤調査を行い、地盤の安定を確認していますし、シロアリに関しても「薬剤散布+防腐・防蟻処理をした土台の使用」とダブルの防蟻対策を行うなど徹底しています。だからこそこれだけ長期の保証を付けられるのだと思われます。
続いてアフターサポートについてですが、ジューテックホームでは建物の引き渡しから以下のタイミングで無償定期点検を行っています。
- 3か月後
- 1年後
- 2年後
- 5年後
- 10年後
建物引き渡しから10年間で計5回ですから、他社と比較しても全く遜色ありません。
ジューテックホームの保証内容・アフターサポート体制はかなり充実した内容と言えるでしょう。
ジューテックホームは値引きできる?
次にジューテックホームの家は値引き交渉が可能かどうか?という点を見ていきましょう。
住宅業界は個別の値引き対応がよく行われていますが、値引きが可能かどうかは会社ごとに対応が分かれます。
ジューテックホームに関してはインターネット上で過去の値引き事例を確認することができませんでしたため、値引きの可否についてハッキリ断言することはできませんが、購入の意思が固まった際にはダメ元で値引き交渉をしてみても良いでしょう。
ただ、ジューテックホームは非常にハイグレードな住まいを適正価格で提供しているもともとコスパに優れるビルダーです。ジューテックホームの商品グレードと価格を鑑みれば『本体価格の1%でも値引きが引き出せれば御の字』と言えるでしょう。
なお、注文住宅における値引き交渉は、購入する商品・プラン・オプションがすべて固まり正確な見積もりが出た直後(契約直前)のタイミングで行うのがベストです。契約直前まで話が進んだお客様の案件は、工務店サイドも「絶対にまとめたい」と考えています。このタイミングが最も検討してくれる可能性が高いはずです。
なお、当サイトでは値引き交渉やオプションの交渉に関するコツを下記のページで詳しく特集しています。
本格的な値引き交渉を行う前にぜひチェックしてみてください。
ジューテックホームの口コミから評判を確認
【ジューテックホームへの口コミ】
ウェルダンノーブルの家に住んでいますが、まさしく高気密高断熱住宅です。とはいえエアコンは必要ですが、エアコンの効きはとても良いです。良すぎて夏はすぐに寒くなるくらいです。光熱費も前の住居にくらべてかなり安く抑えられていますね。
【ジューテックホームへの口コミ】
大手ハウスメーカーとジューテックホームで比較検討しましたが、あらゆる面でジューテックが上で驚いた。ジューテックもローコストではないですが、比較すると幾分安いうえに性能も断然こちらが良いので今はジューテックが第一候補です。
【ジューテックホームへの口コミ】
北欧住宅といえばスウェーデンハウスか三井ホームだと思っていましたが、コスパを考えるとジューテックのウェルダンノーブルの方が良い気がしますね。スウェーデンハウスや三井が高いのもありますが、ジューテックもツーバイシックス+制震仕様でトリプルサッシ標準なのに安いです。性能は変わらないどころかジューテックの方が良いまであります。ブランドイメージにお金を払うくらいなら安くて性能が良いほうが良いので選びました。
【ジューテックホームへの口コミ】
カタログスペックなら性能面は非の打ちどころがない。あとはちゃんとカタログ上のスペックを実現できているかが問題だけどここの場合は第三者検査もやってるみたいなので大丈夫そうだが。
【ジューテックホームへの口コミ】
ジューテックは親会社?が建材の商社なのでトイレとかキッチンの住宅設備が格安なのでお得感ありますね。あと床や壁、屋根の建材も割と選択肢豊富。2×6の高性能北欧住宅で検討しているならコスパ的にも優秀なので候補として検討していいと思います。北欧風を名乗るだけあって断熱などは寒冷地仕様ですしツーバイなので高気密です。
【ジューテックホームへの口コミ】
一条工務店、スウェーデンハウス、ジューテックで比較して悩みましたがジューテックに決めました。決め手は価格と性能と見た目のバランスですね。性能に関してはこの3社だとほとんど僅差でわずかに一条が上かな、という感じでしたが、価格はジューテックが安かったです。外観・内観の好みは一番はスウェーデンハウスでしたが、これも僅差でジューテックでもかなり要望を聞いてもらえたので最終的に一番価格と性能と見た目のバランスの良かったジューテックにしました。最初は一条がダントツで良いと思ってましたがよく調べて良かったです。納得の家づくりができたと思っています。
【ジューテックホームへの口コミ】
高機能でできるだけ安く抑えたいならセレクトオーダーのジェイブリッサは割と本気でコスパ良いです。ウェルダンノーブルとほとんど同じ性能で価格が安い。2000万円台で建てられます。間取りに変なこだわりなければ十分過ぎます。ただし限定商品なので年間で建てられる棟数に限りあり。
ジューテックホームはインターネット上での口コミをまとめるとこのような評判が多いようです。
- 気密性・断熱性が高い
- 大手ハウスメーカーよりも性能が上で驚いた
- エアコンの効きがよく光熱費が安く抑えられる
- 北欧風住宅だけあって寒冷地仕様の性能を備えている
- グループに建材商社があり住宅設備が安くお得感がある
- 価格・性能・デザインのバランスが良い
- セレクトオーダーのジェイブリッサのコスパが優秀
ジューテックホームの口コミは住宅性能、特に気密性や断熱性能、省エネ性能に関してポジティブな意見が目立った印象です。北欧風住宅を手掛ける他社と比較してもコストパフォーマンスに優れているという意見も多く見られました。
最後にジューテックホームについて総合的にまとめておきます。
当ページをここまでご覧いただいた方はお分かりのとおり、ジューテックホームは性能・価格・デザイン性のいずれもかなりバランスの整ったビルダーです。
特に住宅性能においてはほぼパーフェクト。耐震性・気密性・断熱性は文句なしに満点評価ですし、住み始めてからのメンテナンスコストもできるだけ抑えられるよう配慮された家づくりを提案しています。住宅性能の面ではほとんど文句の付け所がありませんから、後は価格面(イニシャルコスト)が予算に見合うか、あるいはデザイン性が好みかどうかが焦点になってくるでしょう。
価格に関してはジューテックホームは坪単価75~85万円がボリュームゾーンとなりますので、決してローコストメーカーではありませんが、そもそもジューテックホームはローコスト住宅メーカーとは明確にコンセプトが異なります。ローコスト住宅メーカーの場合「とにかく初期費用を抑えること」に重点を置いていますが、ジューテックホームは「高性能な家を適正価格で提供し施主の生涯コストを抑えること」に重きをおいています。
初期費用だけをみれば「やや高め」と思うかもしれませんが、ジューテックホームほどの高性能な住まいが中堅ハウスメーカーとほぼ同価格帯で建てられるならばコストパフォーマンスは極めて高いです。
そしてジューテックホームは性能だけでなく外観・内装なども非常におしゃれで人気がありますので北欧風の住まいが好みの方には特にオススメです。
神奈川県・東京都で高性能な注文住宅を検討している方ならばジューテックホームは必見の一社です。特に、北欧風住宅の見た目が好みの方はドンピシャで気に入る可能性もあると思われます。まずはカタログを取り寄せ、具体的にどんなマイホームが実現可能か?をチェックしてみると良いでしょう。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
当サイト読者様ならばもうお分かりだと思いますが、注文住宅の家づくりでは「初期費用」だけでなく30年、40年、50年と長く住んだ場合の生涯コストもどうか比較してください。
価格重視のローコスト住宅メーカーなら確かに初期費用は安く抑えられます。しかし、初期費用がいくら安くても住み始めて光熱費コスト・メンテナンスコストが高く付けば意味がありません。
家はとても大切な買い物です。
少々言葉は悪いですが「安物買いの銭失い」になることだけは避けてください。
ジューテックホームの最大のメリットは「住み始めてから極力お金がかからない家づくり」をしている点です。
例えば2019年の調査によると一戸建て住宅の平均電気料金は月額8,546円。30年間だとおよそ「307万円」となります。
ジューテックホームならば基本仕様が高気密・高断熱なのでZEH対応も可能です。ZEH仕様の家なら理論上、年間の電気料金はゼロ。さらにジューテックホームは外壁・屋根・ルーフィング・換気システム・シロアリ対策などメンテナンスコストが高く付く箇所には徹底して高耐久で長持ちするものを採用していますので、長期スパンでのメンテナンスコストも一般的な戸建て住宅と比べると100万円単位で節約できるよう考えられて造られています。
ジューテックホームを比較しないでフィーリングや担当営業マンとの相性だけで住宅会社を決めてしまえば30年以上のトータルコストで300万円~500万円単位で損をしてしまうかもしれません。
せっかく神奈川・東京で家づくりをするのなら、ジューテックホームをチェックしない手はありません。
もし現在、他社の候補を検討されていてジューテックと比較していない方はぜひ一度比べてみてください。
ジューテックホームは当サイトが自信をもってオススメできる極めて総合力の高い一社です。
神奈川県・東京都で注文住宅を建てるならぜひ一度チェックしてみてください。
大きな三角屋根のある北欧住宅に憧れてます。ムーミンパークにあるような家です。色々と調べていくうちにこちらのサイトに行き着き、ジューテックホームさんを知りました。デザインだけではなく性能も良いと知り、尚興味を強く持っています。予算的に少し厳しそうなのでもう少し頭金を貯めてからになるとは思いますが、いつかジューテックホームさんに依頼したいと考えています。
価格は少し高めか?でも自分が住む家ならローコストは嫌だしできれば住んでから金かからない家がいいしな。書かれてるとおりなら。
個人的に輸入住宅のフォルムは好みではないというか、できるだけシンプルな外観でやすく抑えたいのですがジューテックの性能は魅力です。性能はそのままでシンプルモダンで無駄を削ぎ落した家を安く建てられないですかね。
両親から継いだ家がそろそろ築40年で妻にせっつかれそろそろ建て替え検討しています。いろいろ注文住宅メーカーを比較していますが大手HMはどこも高い。住〇、積〇、セキ〇イ、パ〇ソニック、ダ〇ワなど有名どころはだいたい坪単価で100超え当たり前。大手は厳しいことがわかったので中堅メーカー、ローコストメーカーを比較していますが、いまのところ中堅どころならジューテックは頭一つ抜けてると思います。単純な性能では大手を凌ぎますし規格タイプ型でもかなり高級感がありました。規格タイプなら大手よりぜんぜん安く収まるのでコスパ良く感じます。
ジューテックで家を建てました。スエーデンみたいな家が安く建てられます。
建て売り住宅と比べても、遜色ない性能だとおもいます。
大工さんの多くが外国人だったせいか、造作ものの取り付けが曲がっていたりしますが、実用に問題はないのでご愛敬。
納期通りに引き渡せるよう、ラスト一週間は夜遅くまでの突貫工事だったそうですが、ご苦労様でした。事前に工事計画できるとよいですね。
オーダーメイドにこだわらなければ、安くて見た目の良い家が建てられるとおもいます。