ハウ・ツゥ・ライブの詳細スペック
- 高い断熱性能
- 高い耐震性能
- 長期優良住宅
- 低炭素住宅
- ZEH対応
- 高い窓性能
- 省エネ住宅
- 換気システム
- 地盤保障
- 長期無料保証
商品名 | 本体価格 | 坪単価 |
---|---|---|
木の家 | 建物価格の目安:2,300万円~2,500万円 | 坪単価の目安:60万円~70万円 |
- 断熱材
- セルロースファイバー,押出法ポリスチレンフォーム
- 窓仕様
- アルジオ(三協アルミ)
- 換気システム
- 第三種換気システム(給排気ダクトレス)
- 制振装置
- TRCダンパー
目次
ハウ・ツゥ・ライブってどんな会社!?
こちらのページでは奈良県奈良市に本社を置く地域密着型工務店「ハウ・ツゥ・ライブ」の家づくりについて詳しく解説して参ります。
ハウ・ツゥ・ライブは自然素材をふんだんに用いた健康的で長持ちする家づくりを得意とする工務店です。「見えないところにこそ本物を使う家づくり」を掲げ、構造材にも無垢材を用いているほか、家の荷重を支える特に重要な柱や土台には強度と耐久性を兼ね備えた国産ヒノキ材を使います。内装にも無垢材や漆喰など自然素材を積極採用しているほか、壁や天井などの断熱材にも木質繊維由来の「セルロースファイバー」を採用。自然素材をふんだんに活用した内装は見た目にも柔らかい雰囲気となり上質な居住空間となることももちろん魅力ですが、無垢材や漆喰、断熱材(セルロースファイバー)そのものが自然な調湿性を持つことも大きな特徴です。無垢材や漆喰、セルロースファイバーは室内の湿度が高い時には湿気を吸収し、逆に乾燥している時には湿気を排出する性質があるため、常に室内を快適な湿度環境に保てる効果があります。
さらに自然素材のもつ調湿性能は室内を快適に保つだけでなく、木造住宅の大敵である結露を防止する効果もあります。結露は放っておくと腐食やカビなど、家を傷めてしまう原因にもなってしまいますので、結露を自然に防いでくれるのは非常に嬉しい特徴です。
このほか、ハウ・ツゥ・ライブは家づくりのあらゆる部分で高耐久・メンテナンスサイクルの長い建材・部材を用いており、耐震性能・断熱性能などの住宅性能も文句なしに優秀です。
ハウ・ツゥ・ライブは価格帯も手の届きやすい水準となっておりますので、住宅性能・価格・デザイン・プラン自由度などの総合バランスでみても非常に魅力的な一社です。
ハウ・ツゥ・ライブの施工エリアは奈良県全域・京都府は京都市以南、大阪府は泉佐野市以北です。施工エリアで注文住宅を検討されている方はぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
ハウ・ツゥ・ライブの会社概要
工務店名 | ハウ・ツゥ・ライブ |
---|---|
会社名 | 株式会社ハウ・ツゥ・ライブ |
所在地 | 奈良県 奈良市 神功4-1-4 |
電話番号 | 0742715107 |
代表者 | 峯誠 |
設立 | 1989年 |
資本金 | 10(百万円) |
売上高 | 調査中 |
従業員数 | 8名 |
着工数 | 調査中件 |
施工エリア | 奈良県全域,京都市以南,大阪府泉佐野市以北 |
キャッチコピー | 手の届く価格で自然素材の家を造ろう |
売り文句・強み | 長く使える自然素材をつかうことで健康的でメンテナンス費用を抑えられる家づくり |
画像出典元・HP | https://how2live.co.jp/ |
ハウ・ツゥ・ライブの価格や坪単価を知る
それではまずハウ・ツゥ・ライブの注文住宅の具体的な価格・坪単価について解説して参ります。
ハウ・ツゥ・ライブは自社オリジナル注文住宅「木の家」が主力商品となります。
木の家
木の家の特徴
- コスパに優れるフルオーダー注文住宅
- ZEH水準の断熱性(UA値0.6以下)をクリア
- 無垢材・漆喰などの自然素材を積極採用
- 漆喰による調湿・殺菌・消臭効果
- 全棟許容応力度計算で耐震等級3を取得
ハウ・ツゥ・ライブの家の住宅性能を確かめる
ハウ・ツゥ・ライブで家を建てるにしても、他社で建てるにしても、新築の住宅性能表示を参考にすれば、すべての家の性能が同じ基準で性能を比較できます。どんな家でも新築の場合は必ず掲示されている事項で、家づくりに欠かせないチェックポイントとなりますから、必ず確認しましょう。
1.耐震等級
災害からご家族と住宅を、強固な躯体で守る
耐震性能や耐震等級は、あとから上げたいと考えても躯体の構造計算からやり直ししなければならないですし、一部の家屋を取り壊ししないと耐震等級は上げられないレベルの大規模な改修工事が必要となります。2.断熱等性能等級
1年中快適な暮らしをしたいなら断熱気密は重要
断熱材は主に基礎部分と床の間、壁内部、天井や屋根に施工されています。断熱等性能等級を上げるということは、すなわち断熱材をアップグレードすることになり、壁や床を壊してやり直さなければなりません。3.一次エネルギー消費量等級
今やエコ住宅は常識。電気代0円のZEH住宅も人気
こちらはリフォーム可能ですが、新築時の取付設備に省エネ性があった方が光熱費も安く家計と環境に優しい。長期優良住宅認定やフラット35S適合証明も取得できるので、光熱費の削減だけでなく金利や住宅ローン控除のメリット部分も大きい。ハウ・ツゥ・ライブの住宅性能
【解説】
それではハウ・ツゥ・ライブの家の住宅性能についてみていきます。
バランスチャートの通り、ハウ・ツゥ・ライブは非常に優秀な住宅性能を誇ります。
まず耐震性能についてですが、ハウ・ツゥ・ライブは耐震性能には特に力を入れており簡易計算ではなく、最も信頼性の高い許容応力度計算を行った上で耐震等級3(最高等級)を全棟で取得しています。ハウ・ツゥ・ライブが採用する木造軸組み工法は木材同士の接合部分に地震の負荷が集中しやすい弱点はありますが、許容応力度計算で耐震等級3を取得した建物であれば耐震性に対する心配は不要でしょう。またオプションで制震ダンパーを採用することもできます。制震ダンパーを装備した場合、地震に対する安心感は文句なしの最高評価です。
続いて断熱/省エネ性ですが、ハウ・ツゥ・ライブは標準仕様で「UA値0.6以下(平均UA値0.56)」を実現しているのでZEH基準を全棟クリアしていることになります。ハウ・ツゥ・ライブの施工エリアは比較的温暖なエリアでもありますので、ZEH水準をクリアしていれば問題なく「夏は涼しく冬は暖かい一年中快適な温熱環境」を実現できているはずです。
設計自由度についても最高評価が妥当でしょう。ハウ・ツゥ・ライブの主力商品はフルオーダーの注文住宅となり、採用する木造軸組み工法もプランニングの自由度が高い工法です。ハウ・ツゥ・ライブであれば、こだわりの間取りも実現しやすいと思われます。さらに木造軸組み工法は将来のリフォームにも対応しやすい特徴があるので、家族のライフステージが変化した際などリフォーム費用も抑えられると思います。
アフターサポート面では、満点評価ではないものの地域密着型工務店としては十分優秀です。ハウ・ツゥ・ライブは建物初期保証こそ品確法で定められた10年間となりますが、定期的なメンテナンスを行うことで最長20年まで保証が延長しますし、地盤保証10年・シロアリ保証5~10年と法律で義務付けられていない部分の保証もかなり充実しています。
価格に関しては「坪単価60~70万円」前後がボリュームゾーンなのでローコスト系ハウスメーカーに比べるとやや高額となります。当サイト基準に則り価格面は3点評価としますが、ハウ・ツゥ・ライブが上質な自然素材を積極採用していることや優れた住宅性能を考えればこの価格はむしろ安いです。
それと価格評価3点というのもあくまで初期費用のみの評価であることを付け足しておきます。
そもそもハウ・ツゥ・ライブは初期費用を抑えることよりも、新築時にきちんとお金をかけていい建材・設備を採用して住み始めてからの費用を含めたトータルコストを抑える住まいづくりを提唱する工務店です。
ハウ・ツゥ・ライブの家は高断熱住宅なので毎月の光熱費コストも抑えられますし、外壁・屋根などのメンテナンスコストも大幅に抑えられるように考えられて造られています。住み始めてから30年、40年、50年先のトータルコストをシミュレーションして比較すると、よりハウ・ツゥ・ライブのコスパの良さがわかると思います。
ハウ・ツゥ・ライブの耐震性および耐震等級を知る
次に「ハウ・ツゥ・ライブの住宅は地震に対してどれほど強い家なのか?」という点についてもう少し掘り下げて解説していきます。
結論から申し上げますと、ハウ・ツゥ・ライブの家は非常に地震に強いと考えて良いです。
ハウ・ツゥ・ライブは木造軸組み工法(在来工法)を採用し、全棟で最も信頼性の高い構造計算「許容応力度計算(きょようおうりょくどけいさん)」を行い、耐震等級3(最高等級)を取得しています。
許容応力度計算を行い耐震等級3を取得した建物であれば、間違いなく地震に強いです。
ご存じない方もおられると思いますので簡単に説明しますが、日本の2階建て以下の戸建て住宅は実はほとんどのケースにおいて「構造計算が義務付けられていない」ため、多くのハウスメーカー・工務店が構造計算をしていません。または構造計算をしていたとしても簡易計算(壁量計算)にとどまる場合が多いです。
許容応力度計算は、壁の量を数えるだけの簡易計算とは根本的に異なり、住宅の構造部材それぞれがどこまでの負荷に耐えられるかを綿密に計算します。簡易計算は資料1枚で済んでしまいますが、許容応力度計算では基礎の構造安全性から地震荷重、風荷重、鉛直加重、剛性率、偏芯率など細かい部分まで計算するので資料はA4用紙200~300枚にも及びます。
許容応力度計算は手間もコストも相応にかかりますが、「数値の裏付けによるたしかな耐震性」を確保することがハウツゥライブの家づくり。許容応力度計算により全棟で「耐震等級3(最高等級)」を取得していれば間違いなく地震に強い建物と考えて良いです。
ちなみに耐震等級3の建物は、熊本地震においても倒壊・全壊した事例がありません。熊本地震はたった2日間で震度7の揺れが2度も発生した異例中の異例の災害です。震度7の揺れが複数回起きたなかでも、耐震等級3の建物は無事、もしくは軽微な修繕のみでその後も住み続けることができています。
なお有償オプションになりますが、ハウ・ツゥ・ライブでは住友理工株式会社の制震ダンパー「TRCダンパー」を採用することも可能です。
制震ダンパーは地震エネルギーを熱に変換し吸収・発散することで建物の揺れを大幅に低減させることができる装置です。
正直ハウ・ツゥ・ライブの建物は全棟許容応力度計算を行い耐震等級3を取得しているので、基本的に地震で倒壊する心配はほぼないと思われます。
ですが、もしも大災害クラスの地震が連続で発生した場合は構造躯体にダメージが蓄積する可能性はゼロではありません。せっかく家を新築するのですから、地震のたびに「構造にダメージはないだろうか…」と不安になるのも避けたいと思います。制震ダンパーは地震による家の蓄積ダメージも軽減してくれますし、基本的に最初に採用しておけばメンテナンスフリーですので地震のたびに家の心配をしたくない方は優先的に採用して良いと思います。
TRCダンパーのオプション価格は4台設置想定で「+50万円~」が予算目安となります。
日本は地震大国です。近年でも東日本大震災や熊本地震など大規模な地震が起きていますし、今後も南海トラフ地震などが警戒されています。日本でマイホームを持つ以上、耐震性はしっかりと重視しておくべきと心得ましょう。
ハウ・ツゥ・ライブの基礎仕様
続いてハウ・ツゥ・ライブの基礎仕様について解説します。
戸建て住宅の基礎は、家の荷重全体を支える非常に重要な箇所です。また、基礎は家を建ててからでは変更が効かない箇所でもありますから、あらかじめしっかりチェックしておくと良いでしょう。
ハウ・ツゥ・ライブの基礎仕様だけを取りあげてもわかりにくいと思いますので、建築基準法で規定されている基礎仕様と比較してみましょう。
基礎の箇所 | 建築基準法の規定 | ハウ・ツゥ・ライブの基礎仕様 |
---|---|---|
基礎高 | 300mm | 430mm |
立ち上がり幅 | 120mm | 150mm |
鉄筋の太さ | D10(9.53mm) | D13(12.7mm) |
配筋のピッチ | 300mm | 200mm |
ハウ・ツゥ・ライブの基礎仕様は非常にハイグレードな仕様となっています。
まず基礎の高さですが、ハウ・ツゥ・ライブの基礎高は建築基準法よりも130mm高い「基礎高430mm」が確保されています。基礎高が確保されることで床下空間の通気性がアップするので、床下の結露を抑制できます。木造住宅にとって結露は構造材や土台の腐食・カビなどの劣化を招く大敵ですから結露を予防できるだけでも大きなメリットです。また、床下の通気性が高まれば湿気を好むシロアリも寄せ付けにくくなります。
さらにもう一つのメリットとして、基礎高がしっかり確保されていると定期点検などの際に作業員が床下作業を行いやすくなります。建築基準法の規定(基礎高300mm)でも床下に人が入れないわけではないですが、かなり狭いので作業がしにくく奥まで入らずにパパっと遠くからの目視で済ます可能性も考えられます。ハウ・ツゥ・ライブの家は430mmの空間がありますので、これならだいぶ余裕がありますので目視による点検もしっかりできるはずです。
家の不具合は可能な限り早期発見することが大切ですので、メンテナンスしやすくなるのも一つのメリットです。
続いて「基礎立ち上がり幅」「鉄筋の太さ」「配筋のピッチ」についてですが、これらは基礎の強度にかかわる部分です。基礎の立ち上がり幅は分厚い方が高強度かつ高耐久ですし、コンクリート内部を通す鉄筋も太い方が強度がアップします。配筋ピッチ(間隔)は狭いほうが、鉄筋が細かく張り巡らされているということですから、ハウ・ツゥ・ライブは建築基準法の1.5倍の量の鉄筋を用いていることになります。
ハウ・ツゥ・ライブの基礎仕様は建築基準法の規定をいずれも大幅に上回っており、大手ハウスメーカーと比較しても全く遜色がないどころか、むしろ一部上回るハイグレードな仕様と言えるでしょう。
強靭な基礎仕様はハウ・ツゥ・ライブの高耐震・高耐久な住宅性能に寄与しています。
ハウ・ツゥ・ライブの断熱性能・断熱材および断熱等級を知る
次にハウ・ツゥ・ライブの家の断熱性能・断熱材仕様についてもう少し深堀りしていきます。
ハウ・ツゥ・ライブの詳しい断熱仕様は以下の通りです。
断熱箇所 | ハウ・ツゥ・ライブの断熱仕様 |
---|---|
外壁(内断熱) | セルロースファイバー(105mm) |
天井 | セルロースファイバー(250mm) |
屋根 | 押出法ポリスチレンフォーム(90mm) |
床下 | 押出法ポリスチレンフォーム(90mm) |
基礎(浴室のみ基礎内断熱) | 押出法ポリスチレンフォーム(90mm) |
窓サッシ | アルミ樹脂複合サッシ |
窓ガラス | Low-Eペアガラス |
窓製品名 | アルジオ(三協アルミ社) |
ドア | ファノーバ(K2仕様 三協アルミ社) |
細かい断熱仕様をみても少しわかりにくいかもしれませんが、ハウ・ツゥ・ライブは断熱仕様も優秀です。
外壁部分、天井部分には自然由来の断熱材「セルロースファイバー」を標準採用しています。セルロースファイバーは単純な断熱性能については高性能グラスウールとさほど変わりませんが、木質繊維からできているため「調湿性をもつ」という大きな利点があります。室内の湿度が高いときには、湿気を吸収し、逆に乾燥している時には湿気を排出するため、快適な室内環境を実現できますし、さらに壁内結露を防止する意味でも非常に有効な断熱材です。壁内結露は断熱材を痛めるのはもちろん、構造躯体の劣化も招いてしまいますのでこれを防げるのは大きなメリットです。
セルロースファイバーは日本ではまだシェアが低く、他の断熱材よりも単価が高額なためあまり採用しているハウスメーカーは多くありませんが、欧米ではシェアナンバーワンの優秀な断熱材です。
高単価なセルロースファイバーを分厚く施工しているのはさすが自然素材にこだわる工務店ですね。この点は高く評価できます。ハウ・ツゥ・ライブは断熱材だけでなく、室内に無垢材や漆喰なども積極的に用いるので、家全体の調湿性能もかなり高いと思われます。
ちなみに単純な断熱性に関してもセルロースファイバーの厚みがしっかり確保されているので問題ありません。
なお、住宅の断熱性能は「UA値」という数値で表し、この数値がゼロに近いほど優れた断熱性であることを示します。ハウ・ツゥ・ライブの家は「UA値0.6以下」を基準としており、平均UA値は「0.56」としっかりと基準をクリアしています。
ちなみに「UA値0.6」という水準は断熱等級5(4.5.6.7地域におけるZEH基準と同等)に相当しますので、ハウ・ツゥ・ライブの家は標準仕様でZEH住宅としての基準をクリアしていることになります。
ハウ・ツゥ・ライブの施工対応エリア(奈良県・京都府・大阪府)は、比較的温暖なエリアですのでZEH水準(UA値0.6以下)であれば問題なく快適な室内環境を実現できると思われます。
もしさらに断熱性能をアップさせたいのであれば、窓やドアの断熱仕様をアップグレードするのが有効でしょう。ハウ・ツゥ・ライブの窓は三協アルミ社の「アルジオ」、ドアは三協アルミ社の「ファノーバ(K2仕様)」を採用しています。アルジオはアルミ樹脂複合サッシ+Low-Eペアガラスで構成されており、ドアも断熱性の優れたK2仕様ですので標準でも全く問題ありませんが、予算的に余裕がある方は窓を「樹脂サッシ+トリプルガラス」に変更することを検討してもいいかもしれません。窓周りのアップグレードはオプション費用も限定的ですし、住宅のトータル的な断熱性をコスパよくアップさせることができます。
ハウ・ツゥ・ライブの気密性・C値を知る
一戸建て住宅にとって断熱性(UA値)とセットで高めておきたいのが気密性(C値)です。
住宅の気密性はC値という数値で表し、これは簡単にいえば「家にどれだけ意図せぬスキマがあるか?」を表す数値です。C値もUA値と同様に、数値がゼロに近ければ近いほどスキマが少ない、気密性が保たれた住まいであることを表します。
ハウ・ツゥ・ライブでは気密性の数値に関しては、公式HPに記載がありませんが、断熱仕様から推測すると極端に悪い数値とは考えにくいです。木造住宅では、C値1.0を下回れば高気密住宅と言われていますが、おそらくその水準はクリアしているのではないか?と思われます。ただしこれはあくまで断熱仕様などからの推測ですので、ハウ・ツゥ・ライブを候補に検討されている方は実際にヒアリングすることをオススメします。
またもし契約する場合はヒアリングするだけでなく実際に「気密測定」を行うことをオススメします。
住宅の断熱性(UA値)は設計プランが固まれば計算で出すことができますが、C値に関しては現場で気密測定器を用いて実測するしかありません。と、いうのも気密性は家のスキマを示す数値ですのでいくらハイグレードな設計プランであっても肝心の施工技術が未熟だと良いC値は計測できないのです。
言い換えれば「施工の精密さ・丁寧さを測るバロメーター」でもあります。ハウ・ツゥ・ライブでは気密測定を行うことも可能ですので実際に計測することをオススメします。(気密測定費用は施主の実費負担となります)
ハウ・ツゥ・ライブは省エネ・創エネ住宅も得意
ハウ・ツゥ・ライブはZEH住宅を建てることも可能です。
ZEH住宅とは「高い省エネ性能」と「太陽光パネルなどの創エネ設備」を備えることで、「家で消費するエネルギー」と「家で創りだすエネルギー」で差し引きゼロを目指す住まいのことです。
ZEH住宅には断熱性の基準(UA値0.6以下)が設けられていますが、ハウ・ツゥ・ライブの家は標準仕様でこの基準をクリアしていますので、太陽光パネルやHEMS(電力の見える化システム)をオプションで追加するなど、比較的軽微な仕様変更のみでZEH住宅の認定を受けられるはずです。
標準仕様のUA値があまり優れていないハウスメーカーや工務店の場合、ZEH仕様に変王するために断熱仕様の大幅なアップグレードが必要になってきますので、当然ながらオプションの追加費用も高くなります。ハウ・ツゥ・ライブなら、そこまで大きな追加費用を必要としませんのでZEH住宅をお求めの方にもオススメです。
むしろせっかく標準スペックの高い高断熱住宅を建てる工務店なのでZEH仕様へのアップグレードは積極的に検討して良いと思います。
ハウ・ツゥ・ライブの24時間換気システム
続いてハウ・ツゥ・ライブが採用している24時間換気システムについて解説します。
日本の住宅はシックハウス症候群の対策として2時間に一度、室内の空気が入れ替わる装置(24時間換気システム)の設置が義務付けられています。
シックハウス症候群とは
住宅部材や家具などに使われる接着剤などの化学物質(ホルムアルデヒドなど)が室内に充満することで起こる健康被害のこと。目がチカチカする、頭痛、吐き気など症状には個人差が大きい。
一戸建て住宅で主に採用される24時間換気システムには大きく分けて「第1種換気システム」と「第3種換気システム」の2種類があります。
換気システムの種類 | 特徴 |
---|---|
第1種換気システム | 給気・排気ともに機械(ファン)で強制的に行う |
第3種換気システム | 排気のみ機械(ファン)で行い、給気は自然(負圧)に任せる |
ハウ・ツゥ・ライブは自然素材をふんだんに用いる家づくりを提案していますので、そもそもシックハウス症候群にはなりにくいですが、ホルムアルデヒドなどの化学物質は建材だけでなく家具等にも含まれますので、やはり24時間換気システムは設置されています。とはいえ、健康住宅を掲げる工務店ですからシックハウス症候群のリスクは低く、そのため初期費用のコストを抑えられる第3種換気システムを標準採用しています。
給気・排気ともに機械(ファン)の力で強制的に行う第1種換気システムに比べて、第3種換気システムは初期費用を抑えられます。またハウ・ツゥ・ライブの採用する24時間換気システムには給気部分に花粉やPM2.5を防ぐフィルターが付いていますので、換気と同時に「空気清浄器」のような役割も担います。アレルギーが心配なお子様がいるご家庭、また花粉症のご家族がいる場合などは大変嬉しい機能です。
また、ハウ・ツゥ・ライブの第3種換気システムは「給排気ダクトレス」タイプとなります。
ダクトレスタイプの換気システムは掃除も楽ですし、ダクトがありませんのでメンテナンス費用もほとんどかからずランニングコストの観点でも優れています。
ハウ・ツゥ・ライブの検査体制を知る
ハウ・ツゥ・ライブは耐震性・断熱性・耐久性などさまざまな住宅性能に力を入れていますが、いくら設計プラン上の性能が優秀でも「本当に設計通りの性能を実現できているか?」という点が心配な方もおられると思います。
設計プラン通りの優れた住宅性能を実現するためには、家づくりの工程一つ一つを丁寧に行う必要があります。しかしいくら施主であっても注文住宅の建築現場に毎日のように足を運んで一つ一つの工程をチェックするのが現実的ではありませんし不安になるのも当然です。ですがハウ・ツゥ・ライブに関してはかなり厳しい建築検査体制を整えているので「設計上の性能が実現されないという心配はまずない」と考えてよいと思います。
ハウ・ツゥ・ライブでは「第三者機関検査」と「自社検査」のダブルチェック体制となっており、それぞれの検査で以下の項目を入念にチェックしています。
- 基礎配筋
- 基礎型枠
- 土台
- ルーフィング
- 構造金物
- 防水
- 断熱
- 基礎配筋
- ボード検査
- 外装仕上げ
- 内装仕上げ
- 中間検査
- 完了検査
第三者機関検査に加えて自社検査も複数回に渡り行っておりますので検査体制はかなり厳しいと言えます。なお、ハウ・ツゥ・ライブは第三者住宅検査機関「ホームリサーチ」が工務店の技術力を総合的に評価する制度において最高得点である「三ツ星工務店」として認定されています。
三ツ星工務店は1000枚以上の現場写真をもとに基礎配筋の太さやビスや釘1本の打ち方まで多岐にわたる検査項目を採点する制度です。ハウ・ツゥ・ライブは検査体制も万全と言えます。
ハウ・ツゥ・ライブの実例を一部紹介
ハウ・ツゥ・ライブの手掛けた建築実例をいくつかピックアップしてみましょう。実例をご覧頂くとイメージしやすいはずです。
ハウ・ツゥ・ライブの外壁
続いてハウ・ツゥ・ライブが採用する「外壁材」について解説して参ります。
外壁は家の第一印象を決定づける箇所ですのでつい見た目のデザインで決めてしまいがちですが、外壁は常に雨風・紫外線にさらされる箇所ですので耐久性やメンテナンス性も重要な比較ポイントです。
ハウ・ツゥ・ライブでは「サイディング」「ガルバリウム」「塗り壁(モルタル)」を標準採用していますので好みで選ぶことができます。
なかでも塗り壁は光触媒が配合された「欧州壁」を採用しています。光触媒が配合された塗り壁は防汚効果も高く万が一汚れがついた際にも太陽の光によって汚れ成分が分解され、雨が降れば自動的に洗い流されるので外観のキレイさを長期的に保つことができます。欧州壁はカラーバリエーションも豊富ですし、サイディングやガルバリウムでは表現できない継ぎ目のない美しい外観を演出できます。
このほかガルバリウム外壁もオススメです。ガルバリウム外壁はサイディングに比べて耐久性が高くメンテナンスサイクルも長いので住み始めてからの費用を抑えられます。
ハウ・ツゥ・ライブの屋根・ルーフィング
続いてハウ・ツゥ・ライブの屋根についてもチェックしていきましょう。
屋根も外壁と同じく常に雨風・紫外線にさらされる住宅部材なので、こちらも見た目だけでなく耐久性やメンテナンス性能を重視しておくと住み始めてからのお金を節約できます。
ハウ・ツゥ・ライブではおもに「ガルバリウム屋根」を標準採用しています。
ガルバリウム屋根とは
ガルバリウム鋼板の屋根材。軽量で錆びにくく耐用年数も30~50年と長い。耐久性に大きなメリットのある屋根材。
日本家屋でもっとも一般的な屋根材は「スレート屋根」と呼ばれるものですが、ガルバリウム屋根はスレート屋根に比べてメンテナンスサイクルが長いため住み始めてからのメンテ費用を抑えられます。当サイトでもガルバリウム屋根はコスパの良い屋根材としてオススメしています。
また屋根周りでは「ルーフィング」という部材にも注目しておくことをオススメします。
ルーフィングとは、屋根材の下に施工される「屋根下地材」のことです。ルーフィングはほとんどの施主が気にも留めない部材ですが、こちらは屋根材のスキマに入り込んだ雨水の侵入を防ぐ重要な部材です。ルーフィングに安物を使っていると雨漏りのリスクが高まるだけでなく、住み始めてからのメンテナンスコストも高くなってしまいます。ルーフィングは新築時にある程度ハイグレードなものを採用しておくと良いです。
ハウ・ツゥ・ライブはルーフィングに「改質アスファルトルーフィング」というハイグレードなものを採用しています。改質アスファルトルーフィングは、グレードの低い「アスファルトルーフィング」と名称がかなり似ていますが、性能面では強度・安定性・耐久性・耐摩耗性・耐剥離性・たわみ追従性などあらゆる面で優れています。
アスファルトルーフィングよりもハイグレードな製品もあるにはありますが、これ以上グレードを上げても価格に対してパフォーマンスはそこまで大きな変化がありませんので、予算によほど余裕がある場合でなければ改質アスファルトルーフィングで十分だと思います。当サイトでもルーフィングには「改質アスファルトルーフィング」の採用をオススメしています。
ルーフィングに関しては、注文を付けてくる施主が極めて少ないので、多くの工務店でグレードの低い製品(アスファルトルーフィング940など)を採用しているのが実情ですが、そんな中ルーフィングにもグレードの高い製品を採用している点はさすがです。
ルーフィングのような目立たない部分にこそ工務店それぞれの実直さが表れますので、他社で検討されている方もぜひ注目してみてください。
ハウ・ツゥ・ライブの保証やアフターサービスを紹介
続いてハウ・ツゥ・ライブの保証やアフターサービスについてみていきましょう。
注文住宅の家づくりは建てて終わりではなく、建てて住み始めてからがスタートです。
家はどんなに頑丈に高性能に造られていても、住み続けることで必ずメンテナンスが必要になってきます。だからこそ工務店ごとの保証やアフターサービスも重要な比較ポイント。ぜひ注目してください。
ハウ・ツゥ・ライブの保証を以下にまとめます。
保証箇所 | 初期保証 | 延長保証(延長条件) |
---|---|---|
構造耐力の主要な部分 | 10年 | 最長20年(定期メンテナンス+10年目の修繕工事) |
防水保証(雨漏りの侵入を防止する部分) | 10年 | 最長20年(定期メンテナンス+10年目の修繕工事) |
シロアリ保証 | 5年(基礎パッキング工法の場合10年) | – |
地盤保証 | 10年 | – |
大前提として、マイホームを新築する(あるいは購入する)場合、「構造上の重要な部分」と「雨漏りを防止する部分」に関しては品確法という法律によって必ず初期保証10年間が付きます。つまりどの工務店で家を新築しても、少なくとも「建物保証10年間(構造躯体・雨漏りを防止する部分)」は付きます。
ハウ・ツゥ・ライブの建物初期保証(構造・防水)は「引き渡しから10年間」ですので、この部分に関しては品確法で定められた範囲内の内容です。
ただ誤解の無いように申し上げておくと地域密着型工務店はほとんどの会社が「初期保証10年間」に留まるので、ハウ・ツゥ・ライブが競合他社と比較して特にサービスレベルが低いというわけではありません。
それにハウ・ツゥ・ライブでは建物初期保証10年間が満了した後も定期点検と10年目の有償メンテナンスを行うことで最長20年まで保証を延長することが可能となっています。地域密着型工務店では保証延長ができない会社も多くあるため、この点は評価できるポイントと言えます。
また品確法で義務付けられていない地盤保証(10年間)とシロアリ保証(5年間もしくは10年)が付く点も施主からすると嬉しいポイントです。特にシロアリ保証に関しては基礎パッキング工法を採用した場合は10年保証となりますのでこの場合かなり期間が長いです。
続いてアフターサポートですが、ハウ・ツゥ・ライブでは建物の引き渡しから20年間で計5回の無償定期点検を行っています。点検スケジュールに関してはあらかじめヒアリングしておくと良いでしょう。
またハウ・ツゥ・ライブではアフターサポートとして家の修理やメンテナンスの相談は随時受け付けているほか、万が一保証期間内に会社側の過失による不具合があった場合は基本的に無償で修理対応等を行っています。地域密着型の工務店としては保証・アフターサービス面も十分の内容です。
ハウ・ツゥ・ライブは値引きできる?
次にハウ・ツゥ・ライブの注文住宅は値引き交渉が可能かどうか?という点を見ていきましょう。
あまりご存知でない方もおられるかもしれませんが、注文住宅業界では個別の値引き対応がよく行われており、一般的には建物本体価格の3~8%程度が値引き交渉の相場と言われています。
しかしながらハウ・ツゥ・ライブに関してはインターネット上で過去の値引き事例を確認できなかったため、値引きの可否についてハッキリ断言できません。
ただ、どちらにせよ値引きできるかどうかは購入するタイミングやオプションの有無などによっても異なりますのでまずは一般的な相場である建物価格の3~8%前後を目標に交渉してみるとよいでしょう。
なお値引き交渉を行うタイミングはプランやオプションがしっかり固まり最終的な見積もりが出た後がベストです。もちろん契約書にハンコを押す前ですよ。
工務店側も契約直前まで話が進んだお客様は「絶対にまとめたい」と考えていますので、少し大胆な交渉をぶつけてもしっかり検討してくれる可能性が高いです。
当サイトでは、値引き交渉やオプションの交渉に関するコツを下記のページで詳しく特集しています。
ハウ・ツゥ・ライブに限らず、さまざまな工務店との交渉に有効ですのでぜひチェックしておきましょう。
ハウ・ツゥ・ライブの口コミから評判を確認
【ハウ・ツゥ・ライブへの口コミ】
自然素材の家を売りにしてるメーカーとしては普通にコスパがいいと感じた。断熱がセルロースファイバーで無垢材もたくさん使ってる他社と比べても安い。内壁が漆喰なのも渋い。
【ハウ・ツゥ・ライブへの口コミ】
住宅性能よりも天然素材の健康的な家を建てることに重点を置いている会社ですね。内装の雰囲気は非常に良いです。無垢材や漆喰など調湿性があるのも目からうろこでしたが何より柔らかい雰囲気が好みです。まさに木の家。漆喰の内壁は修繕も簡単だそうで意外でした。ただ無垢材のエイジングなど天然素材の家に魅力を感じる人じゃないと合わないのかもしれません。
【ハウ・ツゥ・ライブへの口コミ】
こちらの会社で建てました。断熱材がセルロースファイバーで塗り壁が決め手。サイディングの家より安っぽくならないし無垢材を使っているのも本物志向で良いです。外観も内装も気に入っています。
【ハウ・ツゥ・ライブへの口コミ】
全棟許容応力度計算で建ててるのでちゃんとした会社です。家づくり始めてから知りましたが許容応力度計算をやってる会社はなかなかない。ほとんど簡易計算。構造塾のYOUTUBEとかみるとわかりますがどうせ新築するなら許容応力度計算はマストだと思います。もちろん耐震等級3も。
ハウ・ツゥ・ライブはインターネット上での口コミをまとめるとこのような評判が多いようです。
- 自然素材の家で上質な雰囲気が良い
- 無垢材などを用いている割には価格が良心的
- 漆喰壁は修理も簡単
- セルロースファイバーの断熱材が魅力的
- 全棟許容応力度計算を行っているちゃんとした工務店
ハウ・ツゥ・ライブの評判は上質な無垢材や漆喰など自然素材をふんだんに活用する家づくりを評価する内容が目立った印象です。またコストパフォーマンスの高さもポジティブに受け止めている声がありました。
最後にハウ・ツゥ・ライブについて総合的にまとめておきます。
ハウ・ツゥ・ライブは自然素材をふんだんに用いた健康的で高耐久な家づくりを得意とする工務店です。
構造材の最重要な部分には国産ヒノキの無垢材を用いているほか、内装にも無垢材や漆喰など自然素材を積極採用。さらに壁や天井などの断熱材にも木質繊維由来の「セルロースファイバー」を採用しています。室内空間が自然素材の柔らかな印象を纏うのも魅力的ですが、素材そのものがもつ調湿性により常に室内の湿度が快適に保たれるのもハウ・ツゥ・ライブの家が快適な理由です。また、過度な湿気が抑えられるので壁内結露などの構造劣化を防止する意味でも大きなメリットです。
ハウ・ツゥ・ライブの家は自然素材を使っているだけでなく、耐震性・断熱性・メンテナンス性などさまざまな住宅性能もしっかりと力を入れていますので、性能重視の方にとっても魅力的な一社と言えるでしょう。ハウ・ツゥ・ライブなら家を建ててから住宅性能面で不満を持つ心配は限りなく少ないはずです。
価格に関しては坪単価60~70万円前後が予算目安となりますので、ローコスト住宅と比較すると初期費用としてはやや高くはなりますが、とはいえ近年では住宅業界の値上がりも目立ちミドルコストハウスメーカーでも坪単価70万円~80万円はしてしまいますので、そう考えると相対的にリーズナブルです。
そもそもハウ・ツゥ・ライブは初期費用を抑えるよりも「最初に良い建材・素材を採用して住み始めてからの費用を含めたトータルコストを抑える家づくり」を提唱している工務店です。
実際ハウ・ツゥ・ライブの家はZEH水準を標準クリアする高断熱住宅ですので、光熱費のランニングコストも抑えられますし、外壁や屋根、ルーフィングなど住宅部材の随所でメンテナンスコストを抑えられる工夫が盛り込まれています。30年、40年、50年と長く住んだ場合のトータルコストを比較すると、ハウ・ツゥ・ライブのコスパの良さはより実感できるはずです。
たいへん実直な家づくりを手掛ける工務店なので奈良県(全域)・京都府(京都市以南)、大阪府(泉佐野市以北)で注文住宅を検討されている方はぜひ一度比較してみることをオススメします。
奈良県生駒市で検討しています。
こちらのサイトに掲載されるということは、一定以上の評価があるという認識でお間違いないでしょうか?