やまのすみかの坪単価とみんなの口コミや評判をリサーチ!

鳥取やまのすみか株式会社の口コミや評判

やまのすみかの詳細スペック

性能レビュー
★★★★★
★★★★★
(4)
  • 高い断熱性能
  • 高い耐震性能
  • 長期優良住宅
  • 低炭素住宅
  • ZEH対応
  • 高い窓性能
  • 省エネ住宅
  • 換気システム
  • 地盤保障
  • 長期無料保証
価格調査
設備・仕様
商品名本体価格坪単価
オリジナル注文住宅本体価格の目安:2700~2900万円前後坪単価の目安:70~87万円前後
断熱材
ウッドファイバー,ネオマフォーム,セルロースファイバー,押出法ポリスチレンフォーム
窓仕様
樹脂サッシまたは木製サッシ+Low-Eトリプルガラス以上
換気システム
ダクト式第1種熱交換換気システム(ローヤル電機SE200RS)

目次

やまのすみかってどんな会社!?

こちらのページでは、鳥取県智頭町を拠点とする「やまのすみか株式会社」について詳しく特集していきます。

やまのすみかは代表取締役の「田上知明」氏が現場仕事をしながら、住まいの勉強をしていたところ断熱性の重要性に覚醒し「自分が正しいと思うレベルで断熱施工ができている工務店が近くになかった」ということから立ち上げた工務店です。2016年創業ですから、まだ歴史としては浅いものの、代表者の断熱・気密など住宅性能にかける熱意から、素晴らしく高品質な住まいを手掛けています。

当サイト「みんなの工務店リサーチ」では一定の住宅性能基準をクリアし、コストパフォーマンスにも優れる工務店を「スーパー工務店」としてピックアップしておりますが、やまのすみかも「鳥取県のスーパー工務店」として認定する一社です。

やまのすみかは「生涯にかかるトータルコストを小さくし、エネルギーを使わない、将来直して使い続けられる家」をコンセプトに、非常に住宅性能に優れた住まいを提供しています。やまのすみかのコンセプトは伊達ではなく、全棟許容応力度計算により耐震等級3を取得する頑丈な躯体に加えて、UA値0.23以下・C値0.2以下を確保するなど全国屈指レベルの高気密高断熱住宅を作っています。ここまでこだわった住まいならば光熱費コストも抑えられますし、結露による劣化リスクも限りなく抑えられるでしょう。

また住宅部材にもできるだけ自然由来のものを採用し「健康的」「後から直せる」「環境負荷が高くない(廃棄費用が高くない)」などさまざまな面で考えられた家づくりをしています。安全・快適・高耐久、そして住み始めてからのメンテナンスコストにも配慮された住まいをお求めの方はやまのすみかの注文住宅は必見といえるでしょう。

やまのすみかの施工エリア
【鳥取県:鳥取市、智頭町、若桜町、八頭町、岩美町湯梨浜町、倉吉市、北栄町、三朝町、琴浦町】
【岡山県:津山市、奈義町、美作市、勝央町、美咲町、鏡野町、西粟倉村】

上記エリアで高性能な注文住宅を検討している方は、ぜひこのページでやまのすみかの特徴、価格、坪単価、口コミなどについてチェックしておきましょう。

やまのすみかの会社概要

工務店名やまのすみか
会社名やまのすみか株式会社
所在地鳥取県 智頭町 大字埴師45-2
電話番号0858-71-0018
代表者田上 知明
設立2016年
資本金調査中(百万円)
売上高調査中
従業員数2名
着工数調査中件
施工エリア鳥取県,岡山県
キャッチコピー性能も、作る過程も、材料も
売り文句・強みUA値0.23以下、C値0.2保証、耐震等級3のみ
画像出典元・HPhttps://yamanosumika.jp/

やまのすみかの価格や坪単価を知る

それではやまのすみかの具体的な価格・坪単価を割り出していきましょう。

やまのすみかは、施主の要望をヒアリングしてゼロから設計して造り上げるオーダーメイドの注文住宅を手掛けていますので、特に商品ラインナップという概念はありません。ただしやまのすみかの推奨する標準仕様はありますので、この項目ではやまのすみかの標準的なプランニングで建てる30~35坪程度の注文住宅の価格帯・坪単価の目安をご紹介して参ります。

オリジナル注文住宅

  • 本体価格の目安:2700~2900万円前後
  • 坪単価の目安:70~87万円前後
やまのすみかは完全自由設計の注文住宅のみを手掛けているため、商品としては一種展開ですがフルオーダーの注文住宅ですので、基本的には間取りや広さの要望には柔軟に対応できます。フルオーダー注文住宅のため、注文次第で価格は前後しますが、やまのすみかが推奨する標準仕様で建てた場合、30~35坪程度の一般的な広さならば本体価格は約2700~2900万円前後、坪単価70~87万円前後が目安となります。やまのすみかでは住み心地に大きくかかわる住宅性能や自然素材には大変こだわっていますが、住み心地に大きく影響しない住宅設備は安いものを採用し予算を抑えることも可能です。
オリジナル注文住宅外観画像
オリジナル注文住宅内覧画像1
オリジナル注文住宅内覧画像2

オリジナル注文住宅の特徴

  • 完全自由設計のフルオーダー注文住宅
  • 全棟許容応力度計算(耐震等級3)
  • UA値0.23以下(北海道におけるHEAT20 G2水準)
  • C値0.2以下(全棟気密測定を実施)
  • 高気密・高断熱で生涯コストを抑える家づくり
  • 地域材(無垢材)を構造材・床・天井・壁などに積極採用
  • 窯業系サイディングは使わない(無垢材・ガルバ・塗り壁を採用)

やまのすみかの家の住宅性能を確かめる

やまのすみかで家を建てるにしても、他社で建てるにしても、新築の住宅性能表示を参考にすれば、すべての家の性能が同じ基準で性能を比較できます。どんな家でも新築の場合は必ず掲示されている事項で、家づくりに欠かせないチェックポイントとなりますから、必ず確認しましょう。

1.耐震等級

災害からご家族と住宅を、強固な躯体で守る

耐震性能や耐震等級は、あとから上げたいと考えても躯体の構造計算からやり直ししなければならないですし、一部の家屋を取り壊ししないと耐震等級は上げられないレベルの大規模な改修工事が必要となります。

2.断熱等性能等級

1年中快適な暮らしをしたいなら断熱気密は重要

断熱材は主に基礎部分と床の間、壁内部、天井や屋根に施工されています。断熱等性能等級を上げるということは、すなわち断熱材をアップグレードすることになり、壁や床を壊してやり直さなければなりません。

3.一次エネルギー消費量等級

今やエコ住宅は常識。電気代0円のZEH住宅も人気

こちらはリフォーム可能ですが、新築時の取付設備に省エネ性があった方が光熱費も安く家計と環境に優しい。長期優良住宅認定やフラット35S適合証明も取得できるので、光熱費の削減だけでなく金利や住宅ローン控除のメリット部分も大きい。
※これらは後から付け加えたり変更する場合は大きな支出が発生します。容易に変更が難しい項目のため、契約の前に調査・比較しておく必要があります。

図解でわかる!やまのすみかの住宅性能

【解説】
やまのすみかの家の住宅性能についてみていきます。
やまのすみかは「生涯コストを安く抑える家づくり」をコンセプトとしているだけあって、非常に住宅性能に優れた住まいを提供しています。

まず耐震性についてですが、やまのすみかの家は全棟で許容応力度計算を行い「耐震等級3(最高等級)」を取得しているため、地震に対する安全性は抜群に高いと言えます。

制震ダンパー等は標準仕様では採用されておりませんので、当サイト基準に則り耐震評価は4点としますが、許容応力度計算により耐震等級3を取得している建物はこれまでの大災害級の地震でも倒壊した事例はありません。繰り返す地震にも強く、地震後にも軽微な修繕によりそのまま住み続けられる性能がありますので、耐震性の面では心配いらないでしょう。

続いて断熱/省エネ性に関してですが、こちらは文句の付け所がありません。
細かい断熱仕様は後述しますが、やまのすみかは標準仕様で「UA値0.23以下」と極めて優れた断熱性能を確保し、また全棟気密測定を実施し「C値0.2以下」を保証しています。UA値0.23という数値は北海道エリアでもHEAT20 G2水準をクリアするレベルですので、寒冷地における高断熱住宅にも匹敵するレベルです。またC値0.2という数値も、極めてハイレベルな気密性能です。やまのすみかは全国屈指の高気密高断熱住宅を手掛ける工務店と言えるでしょう。文句なしの満点評価です。

次に設計自由度についてですが、やまのすみかでは完全自由設計のフルオーダー注文住宅を手掛けておりますので、こちらも満点評価とします。また、やまのすみかでは比較的設計上の制限が少ない木造軸組み工法をベースとしているため、将来のリフォームにも対応しやすいはずです。

アフターサポート面は、建物保証が品確法で定められた10年のみとなり特に延長保証システムなどもHP上で言及されていないため、当サイト基準に則り3点評価とさせて頂きますが、地域密着型の小規模工務店では建物10年保証に留まるケースが多いため、特に他社と比較して特にサービスレベルが低いというわけではありません。

やまのすみかは保証面は普通ですが、アフターサポートとして行っている無償定期点検は引き渡しから10年間で計5回以上ですのでなかなか充実しています。また地域密着型の工務店ですので、住まいのことで困ったことがあればすぐに駆けつけてくれる点も魅力の一つです。

やまのすみかはフルオーダータイプの注文住宅を提供する工務店のため、広さや注文次第で価格は前後しますが、標準仕様で30~35坪の一般的な2階建て住宅を建てる場合は本体価格2700~2900万円前後、坪単価70~87万円前後が目安となります。

単純な初期費用という意味では決してローコストとはいえない価格帯のため、価格面は3点評価としていますが、この評価はあくまで初期費用のみを考えた場合です。

冒頭からお伝えしている通り、やまのすみかは「生涯コストを抑えられる家づくり」をコンセプトに、非常に高い住宅性能を備え、メンテナンスコストもできる限り抑える工夫が施された住まいを提供しています。全国屈指レベルの高気密・高断熱住宅は光熱費コストを大幅に抑えますし、外壁やコーキング材などにもメンテナンスコストを抑える工夫が施されているため、住み始めてからの費用を含めた生涯コストで比較すれば、非常にコストパフォーマンスに優れるビルダーといえます。

初期費用だけで比較するならば、当然他にも安い工務店はいくらでもありますが、これだけの住宅性能を備えた住まいを2700~2900万円前後の価格で提供している工務店は全国でもなかなかないと思われます。やまのすみかはマイホームに高い住宅性能をお求めの方、特に「温熱環境」と「建物の寿命」を重視する方なにこそオススメの工務店と言えるでしょう。

やまのすみかの耐震性および耐震等級を知る


次に「やまのすみかの住宅は地震に対してどれほど強い家なのか?」という点についてもう少し掘り下げて解説していきます。

やまのすみかでは木造軸組み工法をベースに、耐力壁として構造用パネル材(構造用スターウッド・ノダハイベストウッド)を施工する軸組パネル工法を採用しています。

従来の柱・梁・筋交いで建物を支える木造軸組み工法は、地震の際に負荷が木材同士の接合部分に集中しやすい弱点がありますが、パネル状の耐力壁を用いる工法は地震の負荷がパネル面を伝わり建物全体にバランスよく分散するため、非常に外力(地震・台風など外からかかるチカラ)に強いです。

また、やまのすみかの家は許容応力度計算により耐震等級3(最高等級)を取得しています。
許容応力度計算とは建物の構造安定性、地震荷重、風邪荷重、鉛直加重、剛性率、偏芯率などを正確に計算する構造計算です。簡易な壁量計算とは比べ物にならないほど正確に「建物がどれだけの負荷(応力)に耐えられるか?」を計算する方法です。

耐震等級3の建物は繰り返す地震にも非常に強いです。震度7の揺れが2日間で2度も起きた熊本地震においても、耐震等級3の建物の倒壊数はゼロでした。許容応力度計算により耐震等級3を取得している建物であれば、まず地震による倒壊の心配は要らないと思われます。やまのすみかの家は極めて高い耐震性を備えていると考えて良いです。

やまのすみかの断熱性能・断熱材および断熱等級を知る


やまのすみかは、住宅の初期費用よりも「住み始めてからの維持費を軽減できる住まいづくり」を提唱している工務店です。住宅の断熱性能は、住み始めてからの維持費に大きく関わるため、やまのすみかでは特に力を入れている部分です。

結論から申し上げますが、やまのすみかの注文住宅は全棟で「UA値0.23以下」という極めて優れた断熱性能を目標値としています。UA値0.23という数値は、国内屈指の断熱基準「HEAT20 G2水準」を大きくクリアするどころか、北海道におけるHEAT20 G2性能をもクリアするレベルです。

※HEAT20 G2とは
民間団体が定める断熱基準だが、国の定める断熱基準よりもはるかに厳しいことで知られる。G1・G2などのグレードがありG2は特に厳しい断熱性能が求められる。(国も2022年10月にHEAT20 G1・G2水準を目安に断熱等性能等級を改める予定)

鳥取県は比較的温暖なエリア(断熱地域4.5.6)ですので、北海道におけるHEAT20 G2水準をクリアしていれば断熱性能としてはパーフェクトと言えるでしょう。十分に夏でも冬でも快適な温熱環境が実現できるはずです。

続いて、やまのすみかの詳しい断熱仕様についてみてみましょう。

断熱箇所やまのすみかの断熱仕様
外壁(内断熱)ウッドファイバー55K 100mm
外壁(外断熱)ネオマフォーム60mm~90mm
天井セルロースファイバー 240mm~300mm
基礎外防蟻EPS100mm 底盤下XPS3種b50mm
基礎内XPS3種b 100mm 底盤下50mm
樹脂または木製トリプルガラス以上
ドアコシヤマ スペリオル木製ドア・YKKイノベストD50、D70

さすがUA値0.23以下を目安とするだけあって、非常にハイグレードな断熱仕様です。

外壁部分には「内断熱(充填断熱)+外断熱(付加断熱)」のダブル断熱工法を採用しており、内断熱には自然素材のウッドファイバー、外断熱にはフェノールフォーム系断熱材のネオマフォームが施工されています。ウッドファイバーは文字通り、木質繊維系の断熱材ですので自然由来の調質性をもち、外断熱には湿気に強く、極めて熱伝導率が低い(断熱性が優秀)ネオマフォームを施工。厚みも合計で少なくとも160mmの厚みですので非常に分厚いです。

天井断熱には、こちらも木質繊維系の自然素材セルロースファイバーが採用されています。こちらもウッドファイバー同様に自然由来の調湿性をもつため、非常に湿気・結露に強い素材です。厚みも240mm~300mmあれば十分すぎるほどに分厚いと言えます。これだけ分厚く断熱材が施工されていれば夏場の暑さも大きく軽減できるはずです。

また外壁・天井部分は断熱性だけでなく調湿性にも優れた素材を採用し、結露も抑制できるよう考えられています。木造住宅にとって結露は住宅のカビ・腐食など劣化を招きますので、調湿性のある素材が使われているのは建物の長寿命化という面でも意味があります。

また、やまのすみかでは基礎の断熱も「基礎外・基礎内」でダブルで施工しています。こちらもかなりハイグレードな仕様といえます。基礎に用いられるのは押出法ポリスチレンフォーム断熱材で、こちらも発泡プラスチック系断熱材ですので湿気に強く基礎断熱に適した断熱材です。本来、基礎内あるいは基礎外のどちらかを施工するのが一般的ですが、やまのすみかでは内外ダブルで施工しているため、厚みの面でも極めて分厚いと言えます。

基礎外に用いられる断熱材にはしっかり防蟻処理が施されているためシロアリにも強いはずです。

そして、室内の快適な温熱環境を実現するために重要なのが窓やドアなど、開口部の断熱仕様です。
住まいのなかで特に熱損失の大きな箇所は開口部です。分厚く断熱材を施工しても窓やドアの性能が低ければ快適な温熱環境は実現できません。

やまのすみかは窓・ドア周りの断熱仕様も非常にハイグレードです。

窓にはオール樹脂サッシ、または木製サッシ、Low-Eトリプルガラス以上の装備を標準とし、玄関ドアにもコシヤマ社の木製断熱ドア「スペリオル」か、YKKap社「イノベストD50、D70」など断熱性能に優れるドアを標準採用しています。早い話、窓もドアも寒冷地仕様の装備です。

やまのすみかでは断熱工法、断熱材の素材、厚み、窓・ドア周りの断熱仕様も含めて極めて優秀といえます。繰り返しになりますが、UA値0.23以下の断熱性能を備えていれば、室内の温熱環境の面は完璧です。やまのすみかの注文住宅なら夏でも冬でも快適に過ごせるはずです。

やまのすみかの気密性・C値を知る


住宅にとって断熱性能とセットで重視しておきたいのが気密性です。

いくら分厚い断熱材を敷き詰めていても、施工が雑で家のそこかしこにスキマがあればそこから熱損失してしまいます。スキマがあるとエアコン効率も悪くなり光熱費が高くつくほか、室内に局所的な温度差が生まれる原因にもなります。室内の温度差は結露の要因になり、構造材を痛める可能性もありますので、気密性は温熱環境にとってだけでなく「住まいの劣化耐性」という面でも大切な性能です。

住まいの気密性は「C値(住宅における相当隙間面積)」という数値で表します。C値は低ければ低いほど、スキマが少ない気密性の保たれた住まいであることを表します。

やまのすみかでは、全棟で気密測定を行い「C値0.2以下」を保証しています。

C値0.2であれば超が付くほどの高気密住宅といえます。
C値0.2とは「住まいのなかにハガキ0.2枚分しかスキマがない」ということを表します。一般的に木造住宅ではC値2.0~1.0を下回れば高気密住宅と言われますので、C値0.2は非常に優れた高気密住宅です。

また「C値0.2以下を保証する」というのもかなりすごいことです。

C値は「家のスキマがどれくらいあるか?」を示す数値なので、UA値のように机上の計算では算出できません。良い数値を出すには家のスキマというスキマを気密シート・気密テープなどで埋めなくてはならないため、良いC値を計測するには精密で丁寧な施工が求められます。そして保証値を定めると、万が一完成後にC値を計測して保証値に届かなかった場合は、気密工事をやり直さなければならないためほとんどのハウスメーカー・工務店がC値を保証していないどころか、C値を非公開としている会社も多いのが実情です。

そんな中、C値0.2という極めて優れた数値を保証値としているのは驚きの取り組みです。
C値0.2を保証値として設定しているのは、やまのすみかは1棟1棟で丁寧で精密な施工を徹底している何よりの証明と言えるでしょう。

やまのすみかは断熱性・気密性ともに国内屈指のレベルですので、夏・冬ともに快適な温熱環境を実現できるのももちろん、光熱費コストも抑えられますし、結露・湿気も抑制できるはずなので建物の構造劣化も防ぎます。やまのすみかの住まいなら長く快適に低コストに住まうことが可能でしょう。

さすが「生涯コストを抑える家づくり」をコンセプトにしているだけありますね。断熱性・気密性はパーフェクトです。

やまのすみかの24時間換気システム


日本の住まいはシックハウス症候群対策として24時間換気システムの設置が義務付けられています。

※シックハウス症候群とは
住宅部材や家具などから発散されるホルムアルデヒドなどの化学物質が室内に充満することで起こる健康被害のこと。主な症状は目がチカチカする、頭痛、吐き気など個人差が大きい。

一戸建て住宅に用いられる24時間換気システムは大きく分けて「第1種換気システム」と「第3種換気システム」の2種類があります。

換気システムの種類特徴
第1種換気システム給気・排気ともに機械(ファン)で強制的に行う
第3種換気システム排気のみ機械(ファン)で行い、給気は自然(負圧)に任せる

やまのすみかでは要望に応じてどちらの換気システムも採用することが可能ですが、どちらかというとやまのすみかでは、換気能力に優れたダクト式第1種熱交換換気市システムを推奨しています。第1種熱交換換気システムは、換気の際に捨てられてしまう熱を回収しながら換気するため、熱損失が少なく高気密・高断熱住宅と非常に相性が良い換気システムです。第3種換気システムに比べて、初期費用はやや高いものの室内の温熱環境は快適に保ちやすく、また熱損失が少ないため夏・冬はエアコンコストを削減できますのでオススメです。

ただ、やまのすみかほどの高気密高断熱住宅であれば、空気の通り道がしっかり確保されているはずですので、換気能力にビハインドのある第3種換気システムでも十分、空気環境もキレイに保てると思われます。

やまのすみかの住宅性能なら、換気システムに関してはどちらを選んでも特に問題はないと思われますので説明を聞いて好みで判断すればよいと思います。

やまのすみかは省エネ・創エネ住宅も得意


やまのすみかはZEHビルダーとして登録しており、省エネ・創エネに特化したZEH住宅を建てることも可能です。
ZEH住宅とは省エネ性能を高め、さらに太陽光パネルなどの創エネ設備を搭載することで「家で消費するエネルギー」と「家で創るエネルギー」の総和がゼロ以下になることを目指す住まいのこと。要は「太陽光パネルによる発電で光熱費を賄う住まい」ということです。

ZEH住宅には断熱性(UA値)の基準が設けられていますが、やまのすみかではZEH基準よりもはるかに厳しいHEAT20 G2水準をクリアしていますので、太陽光パネルなどを追加するだけで比較的簡単にZEH認定を受けることが可能です。

標準仕様のUA値がZEH基準を満たしていない工務店だと、ZEH認定を受けるために大きな仕様変更が必要で初期費用も大幅に上がってしまいますが、やまのすみかならそこまで大きな追加費用を必要とせずZEH仕様の住宅を建てられるはずです。

やまのすみかの実例を一部紹介

やまのすみかの手掛けた建築実例をいくつかピックアップしてみましょう。実例をご覧頂くとイメージしやすいはずです。

やまのすみか 外観

無垢材で仕上げたナチュラルな外観です。

やまのすみか 内装 リビング

無垢材をふんだんに用いた内装に。あえて柱や梁をあらわしにすることで木質感が高まっています。

やまのすみか 内装 キッチン

キッチンにも無垢材をふんだんに用いています。ナチュラルな雰囲気が素敵です。

やまのすみか 折り上げ天井

木目の折り上げ天井です。間接照明になっています。

やまのすみか シーリングファン

古民家風の柱・梁が使われた素敵な室内空間。

やまのすみかの外壁


続いてやまのすみかの外壁について解説します。

外壁は家の外観を決定づける住宅部材なので、見た目の好みがわかれやすいですが、外壁材は常に雨風・紫外線にさらされる箇所ですので、見た目だけでなく耐久性やメンテナンスコストにも注目することをオススメします。高耐久でメンテナンスコストに優れる外壁材を装備しておけば済み始めてからのコストを大きく軽減できます。

やまのすみかは住み始めてからかかるコスト軽減できる家づくりを提唱する工務店だけあって、外壁にもこだわっており、無垢材・ガルバリウム鋼板、左官仕上げ(モルタル塗り壁)を標準採用しています。

近年の木造一戸建て住宅では「窯業系サイディング」がもっともポピュラーですが、やまのすみかでは使用していません。窯業系サイディングは新築時における初期費用は安く抑えられますが、10~15年に一度ペースで塗装メンテナンス、目地コーキング打ち替えなどが必要となりメンテナンスコストがかかるため、やまのすみかの「生涯コストを抑える家づくり」のコンセプトに合わないので採用していないそうです。

また窯業系サイディングは経年劣化が美しくない、将来廃棄する際にに埋め立てしかできず環境負荷が高い、という点も不採用の理由としています。

やまのすみかが採用する無垢材は経年劣化ではなく美しく変化していく特徴がありますし、ガルバリウム鋼板は高耐久で目地部分が少ないため、コーキングの打ち替え費用も抑えられます。左官仕上げの塗り壁も目地がありませんのでコーキング打ち替えの費用を抑えられます。やまのすみかは外壁に関しても、生涯コストを抑えられるように考えられた家づくりを行っています。

やまのすみかの保証やアフターサービスを紹介

次はやまのすみかの保証やアフターサービスについてみていきましょう。

まず前提知識として知っておいていただきたいのですが、新築住宅を建てる場合(あるいは買う場合)は「住宅の品質確保促進法(品確法)」によって建物の引き渡しから10年間は販売者が瑕疵担保責任を負うことが義務付けられています。

やまのすみかの建物初期保証は10年間となりますので、品確法で定められた範囲にとどまる内容です。
ただ地域密着型工務店の場合「10年保証」の会社がほとんどですので、他社と比較して特にサービスレベルが低いというわけではありません。

また、やまのすみかでは以下のタイミングで無償定期点検を行っています。

やまのすみかの無償定期点検(建物の引き渡しから)
  • 3ヶ月
  • 1年
  • 2年
  • 5年
  • 10年

やまのすみかではアフターサポートとして、建物の引き渡しから10年間で計5回の無償定期点検を行っています。アフターサポートもなかなか充実していますが、やまのすみかでは代表の田上氏が引き渡し後のお家の様子が気になるようで、実際にはもっと高頻度で様子を見に来てくれるようです。

やまのすみかは地域密着型工務店ですのでなにか住まいの不具合があればすぐに駆け付けてくれる点も嬉しい特徴と言えるでしょう。

やまのすみかは値引きできる?

工務店値引き

次にやまのすみかの家は値引き交渉が可能かどうか?という点を見ていきましょう。

住宅業界は値引き交渉がよく行われており、会社によっては値引き対応をしてくれるケースも多いです。値引きしてもらえる額面は会社ごとに、プランごとに異なりますが一般的には建物本体価格の3~8%前後が値引き交渉の相場といわれます。

ただし、やまのすみかに関してはネット上で値引き事例を確認することができませんでしたので、値引きが可能かどうかは断言できかねます。やまのすみかは非常に住宅性能に優れた住まいを適正価格で提供している工務店のため、大きな値引き交渉は難しいかもしれません。

とはいえ、完全に値引きができないとも言えませんので、購入の意思が固まったら一度ダメ元で交渉してみると良いでしょう。
注文住宅業界では値引き交渉は珍しいことではありませんので、常識的な範囲の交渉であれば「関係が悪くなる」などの心配はいりません。

なお値引き交渉のタイミングは購入するプランやオプションがしっかり固まった後、つまり契約直前がベストです。工務店としても契約直前まで話が進んだお客様は「絶対にまとめたい」はずです。このタイミングが一番しっかり検討してくれる可能性が高いです。

当サイトでは効果的な値引き交渉のコツを特集ページにまとめてありますので、やまのすみかに限らず他社ビルダーでも有効なので本格的な値引き交渉を行う前にぜひチェックしておきましょう。

やまのすみかの口コミから評判を確認

【やまのすみかへの口コミ】
ここは本当に施主のことを考えてくれている誠実な工務店だと思う。断熱材にしても外壁にしても内装壁にしてもこだわっているうえ、この値段で建てられるの?と思う。住宅性能を勉強すればするほど、他社と比較すればするほど評価あげざるを得ないです。

【やまのすみかへの口コミ】
性能に対するこだわりが凄い。全棟気密測定、全棟許容応力度計算、UA値0.23以下で3000万円切るのは他社ではまぁ無理な話。

【やまのすみかへの口コミ】
Twitterで知ったがやまのすみか、すごいね。全国屈指じゃないですか、間違いなく優良工務店だと思います。エリア外でも建ててほしい。

やまのすみかはインターネット上での口コミをまとめるとこのような評判が多いようです。

やまのすみかの口コミ・評判をまとめると
  • 誠実な工務店
  • 住宅性能が高い
  • 耐震性・断熱性・気密性に優れる
  • 住宅部材ひとつひとつにこだわっている
  • 間違いなく優良工務店だと思う

やまのすみかは地域密着型工務店で施工エリア・事業規模ともにそこまで手広くないため、ネット上の口コミ・評判は多くありませんが高い住宅性能、家づくりにおける誠実さを評価するポジティブな声が目立ちました。これだけの性能を備えた家を、コストパフォーマンスに優れる適正価格で提供している点も評価されている印象です。

最後にやまのすみかについて総合的にまとめておきます。

やまのすみかは「住まいにかかるトータルコストをできる限り抑える家づくり」を提案する工務店です。その住宅性能は素晴らしく、全棟許容応力度計算(耐震等級3)の安全な躯体に、UA値0.23以下、C値0.2保証と極めてハイレベルな高気密高断熱住宅を実現。気密性・断熱性に優れる住まいは光熱費コストを抑えられるほか、結露や湿気などによる腐食・カビも抑えられるため住まいの長寿命化にも寄与します。

またこのほか、やまのすみかではできるだけメンテナンスコストを抑えられ、さらに環境負荷ができるだけかからない住宅部材を積極的に標準採用しています。自然素材の無垢材を構造材やフローリングに使用しているほか、断熱材にも自然由来のウッドファイバー・セルロースファイバーを採用。上質で高性能なだけでなく、化学物質も極力つかわない健康的な住まいを提供しています。

やまのすみかの注文住宅は標準仕様で本体価格2700~2900万円前後、坪単価70~87万円前後が目安となり、初期費用としてはローコストとは言えない水準ですが、やまのすみかは「初期費用を抑える営業方針」ではなく「初めにいいものを採用してランニングコストを抑える営業方針」です。

むしろ、これだけ住宅性能に優れメンテナンスコストなども考え尽くされたフルオーダー注文住宅が3000万円以下で建てられるのなら、はっきり言ってコストパフォーマンスは高いと言えます。30年、40年、50年以上のロングスパンでコストシミュレーションしてこそやまのすみかの家は真価がわかるはず。

やまのすみかは鳥取県、岡山県を施工エリアとしていますが、正直なところ他県で家を建てる方が羨むほど優秀なスーパー工務店と言えます。同社の施工エリアでマイホームを検討しているならば、ぜひ一度チェックしてみてください。高性能で健康的、長持ちする住まいをお求めならば、やまのすみかは一、二を争う候補として食い込んでくる可能性が高いです。

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    • 廃棄物の事まで

    性能の高い家を建てられる工務店を探していると、やまのすみかさんに行き着きます。代表の方が情報を発信されている方なので、家づくりに対する真摯な姿勢を感じる事が出来ます。使いたくない素材として窯業系サイディングや吹き付けウレタン断熱を挙げられているのを見て、ハッとさせられました。今、高気密高断熱を掲げている多くのHMや工務店が吹き付けウレタン断熱を使っていますし、殆どのローコスト住宅は窯業系サイディングを使っています。将来廃棄物として埋め立てしか出来ないと知り、物凄く衝撃を受けました。いつか自分もマイホームを建てるのなら、やまのすみかさんのような自然素材を使った家にしたいと考えています。

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